大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

Stay strong!

駿優予備学校郡山校駿優宇都宮校の生徒の皆様、こんにちは!

英語科大澤 秋津藤子不二雄なら‟A”派)です。

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NYヤンキースタジアムのメモリアルホールでIchiroになりきる東洋人の図(※この人は本来右利きです)

 ……緊急事態宣言は延長となりましたが、「当初の解除予定日まで毎日がんばってブログをアップしていく」という初志は、皆様の毎日のコンスタントなアクセス数にも支えられ、どうやら貫徹できそうです。

 

 この期間限定のブログを始めるにあたっての初心が一番よく表れているのが「宇都宮校 第9期生の皆様へ」と題したプリントの序文でした。(少し恥ずかしいですが)そのまま以下に転載します。

 

 こんにちは。英語科の大澤です。僕は今、この文章を宇都宮校と同じく今日から休校に入った郡山校の自分のデスクで書いています。外は雨が強く降っていて、多分これで今年の桜は見納めになりそうです。
 一昨日の木曜日、最初の一週間の授業を全て終えて、「今年の生徒も意欲が高そうだな」「この一週間で何かを伝えていく関係が少しずつできてきたな」と僕なりの手ごたえを感じながら教務室に戻った時、緊急事態宣言拡大のニュースを知りました。
 ガラガラの新幹線で郡山校に戻ってすぐ休校の決定を受けたその日の夜、ちょいとばかり荒れました。「これからだ。ここからだ」という感触をつかめた矢先ということもあります。でも、それ以上にこの状況の中でリスクを可能な限り抑えながら開講までこぎつけたスタッフの取り組みや、何より先の見えない不安を抱えながらもスタートする意志で集った生徒のみなさんのことを考えると、いろいろと想うことがあります。郡山校の方で入学相談や面談、入学後の案内などのお手伝いをさせていただく中で、保護者の方や生徒みなさんとお話しする機会が多かったことも原因です。
 医療現場の最前線で日々文字通り命を張って戦っている人々がいて、市役所や薬局やスーパーなど生活の根底を支える場所で混乱の中必死に対応されている方々がいて、その一方で同じ日本人でありながら危機感を共有できない(もしくは最初から全く共有しようとしない)で周囲に不安とリスクを無自覚に振りまく人間もいる。そんな一部の人間の行動のために緊急事態宣言の拡大となった側面はどうしても否めず、だからとても悔しかった。あと10歳若かったら(仮定法過去・条件節)、八つ当たりに近所の電柱を2~3本は抜いていたかもしれない(仮定法過去・帰結節)。
 今現在、世界で最悪の場所の一つ、ニューヨークの郊外で3週間以上に渡る自宅待機の中、妹は医療現場支援のプロジェクトに加わり、ボランティアとして深夜まで布マスクを製作している。僕はミシンを使うことはできない。これからこの場所で何ができるかを、この週末をかけて考えていこうと思う。
 でも、とりあえず今できるアドバイスを最大限、以下に述べていきます。

 

 当初は、faceb〇〇k(※伏字の丸です。アルファベットではありません)の利用を考えていましたが、より編集しやすく且つ読みやすいサービスを模索していた時に、参考にしている先輩ランナーの方々の多くがこのはてなブログを利用していたことを思い出し、緊急スタートを切るに至りました。

 

 先日、引用文にあった‟布マスク”のお裾分けが妹から日本の大澤一族のもとに届き、改めて僕自身のモチベーションは高まりました。別に身内間で何か不毛な対抗意識が働いているという訳ではなく、自分よりも大変な境遇にいる人間がしっかりと自分の本分を果たしている姿を誇りに思うと同時に、大いに刺激を受けた次第です。

 この場を借りて、妹に感謝の意を述べたいと思います。今日までこのブログを続けることができた理由の一つは間違いなく、遠い海の向こうで日々奮戦する兄妹の存在でした。

 

 その妹から東日本大震災福島第一原発事故の直後に届いたメールの文末にあったのが、‟Stay strong!”という言葉でした。

 考えれば考える程、深い意味がある言葉だと思います。‟強くなる”とか‟強くなろう”ではなく、‟そういう状態にとどまり続ける”。人が目指すべき強さはいろいろあると思いますが、それはどのようなものであれ、一度そこに到達してしまえば、それで永久に変わらない類のものではないと思います。日々、その都度、また一からスタートし、どうにかして自分をその目指すべき状態へと押し上げ、そしてそこにとどまろうとすること。この繰り返しこそが本質だということに気づかされた言葉でした。そして、そこにとどまろうとうする意志こそが強さなのだと、この休校期間を通して改めて実感しました。

 

 まだまだ全く予断を許さない状況が続きます。でも、我々は想像力を欠く無責任な人間と自身の間に明確な境界線を引き、同時にさまざまな最前線で戦う人たちのことを思い出しながら我々の本分を忘れず一つずつ行動していく。その意志をもった人間が今年も集ったと僕は信じています。

 

 ……それでは、再開&再会の日まで、Stay strong!