駿優予備学校郡山校&駿優宇都宮校の生徒の皆様、こんにちは!
英語科の大澤 秋津(世界史で好きな単元はビスマルク外交)です。
僕は有言実行というか、まぁ、ネタ的なことも極力全力投球したがるタイプなので(←手加減できない不器用な人間、とも言う)、今日は気合を入れて‟美味しいオムレツの作り方”をご紹介します。
1.材料の確認
写真の材料は一人前です。卵(二個)は新鮮なものを用意し、早めに冷蔵庫から出しておきます。これはフライパンに投入した際の温度差をできるだけ抑えるため。バターは写真にあるような個装のやつ(8g)が便利。塩は一振り分、マヨネーズは2cm前後、牛乳は大さじ2杯使用します。
結構重要なのはフライパン。高いものでなくて良いので、焦げにくい加工がしてあれば十分ですが、淵のカーブが緩やかだと最後の仕上げが難しくなります。また、オムレツは風味が移りやすい料理なので、少し上達したらオムレツ専用のフライパンがあると理想的。ちなみに写真のフライパンは大澤家の2代目オムレツ専用フライパン(安物)です。
2.卵を溶き、材料を混ぜる
卵二個をボウルに割り入れ白身を分解していきます。菜箸で問題ありませんが、終盤のフライパンの中でオムレツを半月状にたたむ作業では多少微妙なコントロールが必要なので僕は普通のお箸でやってます。
次に塩を軽く一振り。牛乳は卵の風味をより楽しみたいのであれば大さじ2杯を1杯に変更します。そして(英検1級の二次面接対策でお世話になった英会話教室のネイティブの先生から教えていただいた)隠し味のマヨネーズを投入。チューブからほんの2cmを入れることでふわふわ感がアップします!ただし、マヨネーズは溶けにくいので、ボウルの中で箸で細かく切ってから混ぜること。
3.フライパンを熱し、バターを溶かしておく
包装紙から出した個装のバター1個をフライパンの中央に置いたら、弱火でフライパンを熱しながらゆっくり回してバターを溶かしていきます。ここでのポイントは、とにかくバターを焦がさないこと。特に溶けたバターはフライパンの淵のところからすぐに焦げていくので要注意!
4.いざ、投入!
ここからは一気にスピード勝負になります。バターが3分の2くらい溶けた段階で強火に切り替え、バターを焦がさないようフライパンを軽く揺すりながら、バターが泡立ったらすぐに卵をフライパン中央から一気に注ぎます。そして火力は強火のまま約20秒前後放置します(卵との温度差があるのですぐには焦げません)。
卵の周辺が固まってきたら、円の周辺部を中心に引き込む感じで素早く箸でかき混ぜます。慣れてきたらフライパンを振りながらやるといいです。言葉で説明するのが一番難しい部分ですが、周辺部を一気にフライパン中央に引き込んだら、中心部で2~3回素早く小さい円を描く感じで混ぜ合わせます。ここでも焦がさないことが重要。
手早く周辺部を一つひとつ中心に引き込んで混ぜていくと(時計回りでも逆時計回りでも可)、最初に引き込んだ場所に新たに生の卵が流れ込み固まろうとします。そこが完全に固まってしまう前に次の一周に突入すること。
5.完成へ向けて
フライパンの中で卵がスクランブルエッグ状になったら、火を止め、フライパンを持ち上げます(※置いたままだと余熱の影響が出るため)。フライパンを少し傾けて角度をつけ、箸を使って半熟状の卵を端から持ち上げてたたみ、半月状にします。一度に半分にたたむことは難しいので、途中で切れても問題ないので部分部分を持ち上げて形を半月状にすればOKです。
半月状に整ったら、お皿の端に傾けたフライパンを持っていき、少し揺すりながら半円のカーブしている部分を押し出して接地させます。円周部分がお皿に乗ったらすぐに、そのままフライパンをお皿の上でくるっとロールさせて完成です。
オムレツをきれいに仕上げる方法は、それこそ山の様に動画で上がっているのでそちらを参考に。ただ、いきなりあれは簡単にマネできるものではないので、最初のうちはフライパンを返しながら形をまとめることから挑戦することをお勧めします。