大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

夜中に食べ物のブログなんて書くもんだから......

 前回の『水泳とおにぎり』の執筆を開始したのは昨晩遅くのことですが、いつものように当初の予定の倍以上の文章量となり、おむすびの美味しさを伝えるために表現を推敲したり写真を添付しているうちに......とてもお腹が空いてしまいました。真夜中に他ならぬ『一路』のおむすびが無性に食べたくなるという僕の禁断症状は写真を見た家人にまで伝染してしまう有様。

 ‟飯テロ”という言葉がありますが、食べ物の紹介記事の執筆中に当の本人がそれを食べたくなってしまうようでは、もはや‟自爆飯テロ”といったところです。

 ......というわけで、オスカー・ワイルドの名言、‟誘惑から逃れる唯一の方法、それは誘惑に屈することだ(The only way to get rid of temptation is to yeild to it.)”に従い、我々は夜が明けるのを待ち、そしてまさしく文字通り一路『一路』へと向かったのです

 

 今日はカウンターの席で堪能させていただきました。『一路』のカウンター席は非回転系のお寿司屋さんのように、目の前のガラスケースにさまざまな具が美味しそうに陳列されています。「ケース内のやつ、左から右へ全部握ってください!」と言いたいところですが、おにぎり2個セットを注文。

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まずは王道・明太子!

 前回は触れませんでしたが、『一路』は麦茶にも一切妥協はありません。ペットボトルの麦茶に慣れ親しんでいると忘れてしまいがちな香ばしさ風味です。

 そしてしじみ汁は前回同様に絶妙な塩加減。「ほんの少し薄いかな」という塩梅が最後の一口まで飽させません。

 握りたてのふっくらしたおむすびを味わっていると......

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まさに揚げたて直送便!

 唐揚げの‟レモンをかける派”vs‟かけない派”の争いは、今後も人類がその解決に頭を悩ます大問題ではありますが、少数派である‟途中からかける派”の僕としては、宗派の垣根を超えて、最初はレモンを搾らないことを強くお勧めします。『一路』の唐揚げで特筆すべきはその衣の薄さ。表面はカリっカリなのに、その薄さ故すぐにジューシーなお肉へと瞬時に移行する食感を是非お楽しみください!

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明太子に続くはハラスの‟正統派コンビ”

 カウンター席の醍醐味は、非回転系のお寿司屋さんと同様、握りたてをすぐに楽しめる点にあるのですが、現段階では2席しか用意されていないので御注意を。

 

 ......なんだが明日のお昼は高確率で『たけや』のおにぎりになりそうな気がしてきました。今回の反省を踏まえ、お腹のへらないうちに今宵は筆を置きたいと思います。