本番前日の過ごし方
郡山校&宇都宮校の生徒の皆様、こんにちは!
英語科の大澤 秋津です。
今回は‟本番前日の過ごし方”と題して、一足早めに明日の準備についていくつかアドバイスさせていただきたく思います。
今回のポイントは以下の3点!
- 勉強を終える時間までは決して手を緩めない!
- 教務・スタッフや友だちへの‟最後の挨拶”は手短に!
- 夕方or夕食以降はきっちり切り替えて明日の準備に徹する!
......それでは、より詳細に解説していきます。
1.勉強を終える時間までは決して手を緩めない!
本番2~3日前になると「とにかく一刻も早く試験を受けて、この苦しみを終わらせたい!」という気持ちになるものです(※経験者は語る)。また、万全の準備を期していても、人間である以上100%完璧な準備などできる訳はないのですが、そうなると「まぁ、もぅやれることはやったし、キリがないからいいや」と勝手に自己完結したがるもの(※これも経験者は語る)。
でも、ここで手を緩めるとどうなるか?本番特有の真剣勝負のプレッシャーに対応できなくなります。我々は受験という一種の生存競争に挑む以上、プレッシャーを感じないようになることは不可能ですが、そういった重圧の中にあっても、実力を発揮することは可能です。その方法を最後までとことん探るべきです!
僕自身、受検直前の演習でいい点数が取れてしまったり、大会前のリハーサルで自己ベストが更新できちゃったりすると、「このいい感触をしっかりと残して本番に......」とかぬる~いことを考えがちです。でも、そこで踏みとどまるのが勇気。「次の演習orリハで悪い結果が出ても構わない。むしろ挑戦しないことが本番の自分を苦しめる」と自分に言い聞かせてから、もう一度自分を追い込みにかかります。
本番では練習でやってきたこと以上のことはできない。だからこそ練習は最後まで手を抜かずにやり切ろう!
2.教務・スタッフや友だちへの‟最後の挨拶”は手短に!
試験前日に友だちや教務・スタッフと明日の決意や激励を交わすのは問題ありません。でも、いつまでも名残惜しそうに話し込んでしまったり、校舎を離れ難くなってしまうのはいかがなものかと。
試験前日の夕方以降は、準備と体調管理にかける時間がそのまま本番の得点に直結します。感傷的になる気持ちをそっと側に置いて、明日への準備を一つずつ着手していくのがプロの受験生。
この仕事を始めた当初は、僕もプロフェッショナルとしての姿勢がどういうものなのか全くイメージできませんでした。でも、84年間ぶりに大リーグ年間安打記録を破ったイチロー選手の「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」という言葉をきっかけに、彼の準備のやり方を真似ることで、準備とは負ける要因を一つずつ取り除いていくことなのだと学びました。
明日の夕方以降は、これまでやってきた自分に報い、明日の自分のために今の自分がしてあげられることを念頭に過ごしてみてください。
3.夕方or夕食以降はきっちり切り替えて明日の準備に徹する!
明日の‟勉強を終える時間”は、できれば今日のうちに決めておきましょう。普段よりも少し早めの時間設定がお勧めです。夕食を食べてからまた勉強を再開して、それでお腹が痛くなってしまっては意味がないので、夕食前が理想的。
明日は‟シンデレラの12時の魔法”の如く、自分で決めた‟勉強を終える時間”は厳守の上、そこを過ぎたらしっかりと意識を準備に切り替えてください。この段階になってはじめて自己完結モードに突入です。
ちなみに僕は、前日のタイムリミット後は「もぅこれ以上やったところで大差ない」→「むしろここからは勉強よりも準備で左右される点数の方が大きい」→「完璧な準備はあり得ないけれど、これまで俺がやってきたことはそんなにヤワなもんじゃない!」と敢えて声に出すことで、この切り替えを意識的に行います。
僕が意識を冷静に明日への準備へと切り替える、その直前に聴く曲を参考までにあげておきます。