お墓参りの後で
夏期講習の最終日、母方の御先祖様たちのお寺から徒歩5分の二荒山神社へ向かう途中…...
この前は冬空の下眺めた大谷石のオブジェ。夏空にもばっちり合うと思います。ちなみに宇都宮市内の母方の実家には昔、長く続く大谷石の塀があり、その上をバランスをとりながら渡り切るのが子どもの頃のわくわくチャレンジでした(※よい子のみんな、まねしちゃだめだぞ!)。
中学校の国語の教科書の那須与一のお話にも出てきた二荒山神社。先日、六代目神田伯山先生の講談『扇の的』の動画を視聴する機会があり、改めて特別な場所なんだなぁと実感。
子どもの頃から毎年、年末年始に叔母から二荒さんのお守りをずっといただいていたので、初めて宇都宮駅から歩いて実際に参拝した時は、長い間別々だったパズルのパーツが合致したような感動がありました。
ここからさらに5分、僕個人の中で最高の珈琲店の一角で昼食。
以前買ったままずっと読まずに積んでいたハインラインの『夏への扉』の新装版があったので、冒頭数十ページを読ませていただきました。主人公の飼い猫のピートがジンジャーエールを嗜む描写がとても印象的で、続きは自分の方で是非読もうと思ってふと顔を上げると......
お邪魔させていただいて数回目にしてようやく気がづいたのですが、このお店に置かれている本のラインナップの約半分以上が猫に関するもの、もしくは猫を題材とした作品。そういえば御店主の笑顔はどことなく猫を彷彿とさせるような…...気のせいかな。
お会計の前に、いろいろとアドバイスをいただきながら自宅用に中煎りのコロンビアとアイスコーヒー用のイタリアンブレンドを購入!
我が家ではセラミックのハンドミルで挽くのが常ですが、このお店の豆はハンドルを回す際の抵抗がほとんどなく、その感触も最後までほぼ均一というクオリティ。
「水出しコーヒーだと、水くささが残るのが僕はちょっと…...」という御店主から教えていただいた淹れ方に早速チャレンジしてみました。お店で試飲させていただいたプロの味には一歩及ばないものの、かなり善戦できた方だと思います。
まぁ、珈琲もその他の趣味同様に相当奥が深いので、僕はこの辺でよしとしておこうと自分に言い聞かせてます。