この1~2日を無駄にしない!
……まずは全ての受験生の皆様に対して、「お疲れ様でした!」
昨年のノーマスク立てこもり事件の様な受験生を侮辱するような出来事が起こらないことを切に祈っていましたが、それを上回るいくつかのアクシデントが起こってしまったことは残念で、悔しくてたまりません。
僕は公約(?)通り、2日目の午前中、自宅から白鳥が多数飛来する郊外までを往復し、約25kmを走り抜きました。途中、凍結した路面で転倒しましたが、ゴルゴダの丘に向かう聖者の如く「......俺が代わりに滑っておいたぞ!」と、笑顔で立ち上がって走り続けたのですが......数学の難化のニュースをその日の夜に知りました。
約10年程前のセンター試験翌日、昼食のために街に外出したところ肩を落として街を彷徨う駿優生に遭遇し、僕は彼をそのままラーメン屋さんに連れていって好きなものを食べてもらい、最後に一声励ますということがありました。
当初の志望を変えざるを得なかった一方で、しっかりと彼は絶望の淵から自力で立ち上がって合格を掴み取りました。
もし結果が違っていたら……彼の家に超高額の昼食代の請求書が送付されていたかもしれません……というの冗談ですが、見事な‟軌道修正”を果たしたこと、その過程に自分が微力ながら関われたことを誇りに思います(※ 当応援キャンペーンは既に終了しています)。
リサーチが戻ってくるこの1~2日、一寸先が見えない不安の中で何をしたらいいかわからないと思いますが、だからといってそのまま立ちすくむのはもったいない。
これから我々が挑む英語の試験は、劣化版TOEICともいうべき英語で書かれた単純な情報処理問題ではなく、乱雑な拾い読みの速度&作業効率を上げるために演習を繰り返すといった対策が通用する代物ではありません。
軽量を終えたボクサーは試合までの数時間の間に計画的に食事を摂り、体重と体力を取り戻すことに努めるそうです。二次の、私大の英語の問題に対峙するために、共通テストからの‟リハビリ”に着手すべきです。たとえ志望校が変わったとしても、今日の午後から再び過去問にチャレンジすることには大きな意味がある、と僕は考えています。