大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

第3回 春のワクワクちん接種レポ ~当日午後から地獄変の巻~

 表題に無理やり‟ワクワク”という語句を入れ、少しでもワクチン接種に前向きであろうとする自己欺瞞作戦もそろそろ限界です。でも、今回のレポが3回目の接種を控えた皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。

 

 僕の3回目の接種は昨日(3月30日)の午前9時から。朝起きて英語のニュースを確認していたところ、NYTの電子版には ‟F.D.A. Allows Second Coronavirus Boosters for Everyone 50 and Older” のヘッドラインが。海外のニュースで対象年齢に達していないにも関わらず「……もぅ勘弁してくれ」とディープに。晴れやかな空の下、重い足取りで近所のお医者さんへと向かいました。

 ずっと同じところで接種してるので、僕の素性は覚えられてしまったようです。今回も先生と予備校の在り方についてのお話で盛り上がり、どのタイミングで注射を打たれたのかはよく覚えていません。

 15分の様子見の後、帰宅した辺りから「今回は腕が重く感じられるのが少し早いかな?」とは思ったものの、すぐに実家の庭の手入れに出かけ、その後家人と昼食に。

 

 様子に変化が訪れたのは予想よりもずっと早く、午後2時を過ぎてから。まずは......やっぱり頭痛が最初に来ました。確かに接種の前々日にインターバル走(全力疾走1km×3本)を行いましたが、前日はしっかり回復に充て体調は万全のはず。でも例の如く、頭痛からの悪寒、そして全身の倦怠感という畳みかけるような副反応の見事なコンボ。第2回目と決定的に違うのは、前回はこの連鎖が接種した翌日のお昼にピークを迎えたのに対し、今回は接種当日の夕方に絶頂を極めた点です。

 頭痛がどんどん酷くなる一方なので、アイスノン&水分補給をしつつ、久々にゲーム(※今話題の『ELDEN RING』)で気を紛らわす作戦を決行。折角の春らしい快晴の中、外に出ることも叶わずファンヒーターの前で震えながら薄気味悪い‟狭間の地”の洞窟で全長3mを超えるような異形の怪物に何度も棍棒フルボッコにされ、気が紛れるどころかかえって落ち込んでしまいました。

 そんなこんなで現実逃避もさした効果はなく、頭痛と悪寒と倦怠感のトリプルメガマックスコンビネーションに屈し、午後5時頃からとりあえず約1時間仮眠をとることに。この日は夜7時からの英会話のレッスンになんとかして参加するつもりでしたが、1時間経っても改善は見られず欠席の旨を連絡。......今思えばここが苦しみの頂点だったと思います。

 8時に軽い夕食をとり、すぐにパブ▢ン(※伏字です。四角の記号文字です。カタカナではありません)を、就寝前にチオビ夕(※漢字の‟夕”です。カタカナではありません)を飲んで早めに寝ました。どうせ他に選択肢はないし。

 

 日付が変わりまして、接種翌日の本日。倦怠感は依然残るものの、頭痛はほぼ解消体温調整機能がまだ少しぶっ壊れたままですが、どうにか午後の授業を無事終えることが出来、心底ホッとしております。

 今回の僕のようなケースが果たして一般的なものかどうかは知る由もありませんが、2回目の接種の副反応が翌日に見られた方は、3回目に関しては接種当日から十分に警戒しておいた方が良さそうです

 ……以上、現場(?)からお届けしました。