大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

試走!三春さくら湖マラソン

 いよいよ来週に迫った『三春滝ザクラ天然記念物指定100周年記念第24回さくら湖マラソン大会』(……正式名称、長過ぎる!)ですが、エントリー手続きを終えて以降、これといった準備や対策をしていませんでした。

 参考までに当ブログ執筆者の走力を告白いたしますと、”地獄坂”高低差220mを誇る東和ロードレースの別名)をラン歴3年目の初挑戦で2時間切り(1時間54分)したものの、坂に対しては未だ苦手意識が払拭できないレベルです。

 当初は無謀にもぶっつけ本番でチャレンジしようと思っていたのですが、改めてコース高低差を眺めているうちに不安が募り、大会一週間前にして慌てて下見を兼ねて試走して参りました。

大会公式HPより

 最高の青空の下、重いiPhone片手にGPSをチェックしながらスタート!周囲に目印になるようなものが乏しく「迷子になったら洒落にならないかも」と思うと残り約半分のバッテリーでも心許無く感じてしまうものですが……

10kmコースは、1km毎に表示があります!

 大会一週間前ということで、コース案内は完璧でした!これまで僕が走ってきた大会はどれも距離表示が大雑把だったため、1km毎の表示は新鮮且つありがたいものでした。

来週も晴れるといいのですが

 こないだ走った郡山シティマラソンは高低差が皆無に等しかったので、終始イーブンペースで走ることができましたが、今回はスタートしてからすぐに坂が連続するコースです。

 一つひとつの坂はそれほどキツくも長くもないのですが、ペースが安定しない序盤からアップダウンを繰り返すので、”上り坂は我慢、下り坂で攻める”作戦で当日は行こうと決意。実際に走ってみないと分からないことは多いので、やっぱり来て良かった!

とにかく景色が最高!(多分、当日はそんな余裕はない)

 ダム管理所の入り口の3kmの表示の直後に給水所の看板がありました!事前に給水ポイントを把握できたのも大収穫!

”ダム萌え”という感覚は僕にはありませんが絶景に興奮!

この区間は写真ばかり撮っていた気がします

本日のお気に入りの一枚!

 慣れてきたせいか中盤のアップダウンはそれほど気にはなりませんでした。強いて言えば上りがやや急で短いのに対し、下は長くなだらかという感じです。当日は、上り坂では他のランナーに好きなだけ先を譲ろうと思いました(むしろここで変な対抗意識を持ってペースを上げない方がいいなと)。

写真奥の春田大橋は残念ながらコース外

 今日はかなりの快晴。日差しは強いものの木漏れ日の中を走ることも多く、心地よい山間の独特の空気に包まれて自然豊かなコースをほぼ独り占めしながら走るという最高の贅沢を満喫できました。

約6.5kmの折り返しポイント

 僕個人としては、市街地を走るよりもやっぱりこういった場所を走ることの方が性に合っているようで、この辺りに来ると「もうゴールまであと少しかぁ……」という気分に。

 そして、本日の超重要情報第2弾!約7.5kmに給水所の看板を発見!どうやら当日の給水ポイントはこの2カ所のみなので、それぞれ絶対に取り逃さないようにしたいものです!

7kmからは「あと〜km」の表示に切り替わります

この手前から始まる終盤の坂は当日堪えること必至

 今日は試走ということでのんびり走ったり歩いたりを繰り返し、風景に見惚れ、携帯用のアクエリアスをちびちび飲みつつ写真を撮ったりと集中力のかけらもないような試走(というかむしろファンラン)でしたが、来週の終盤は間違いなく気力勝負になりそうです。最後の1km前後をどう攻略するかはこれから考えますが、ラスト1週間の練習と調整に少し変更を加える必要があると痛感しました。

できればあの橋を走って渡りたかったなぁ

 市民ランナーとしてのデビュー当初、先輩ランナーのブログをいろいろとチェックすることで有益な予習をすることができました。僕はまだまだ駆け出しの市民ランナーですが、今回の記事がかつての自分のような立場の方のお役に立てれば幸いです。