大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

最終確認!共通テスト:リスニング第5問

リスニング第5問(2021.1.15)

  • 音声が始まる約1分間の間に、状況、ワークシートにメモを入れるだけでなく、各設問の選択肢まで目を通し共通の語句や、問われそうなポイントを把握しておく。特に問28~31は、4つの空所に対して6つの選択肢が提示されているので、全て目を通すだけでなく、④ everywhere , ⑤ indoors , ⑥ outdoors といった選択肢がワークシートの where の項目に対応することを予想しておく。
  • 問27:音声の for the sake of ~ が選択肢②の supporting と対応していることに注意。選択肢の単語がそのまま音声で読まれることを無意識に期待し、単語レベルで拾い聞きしようとする受験生を排するのが出題者の意図
  • 問28 ~ 31:ワークシートの空所とは直接関係がないように思えても、太字になっている Hygge に関する説明は「他者と余暇を過ごす」などのメモを書き込むことが重要。また、問28 → 問30 → 問31 → 問29 と設問の番号と解答順が対応しないことにも注意。音声の commercialized , materical things が問28の① goods に、音声の candlelit rooms and cozy bedrooms が問30の⑤の indoors に、音声の anywhere , indoors or outdoors が問31の④ everywhere に、音声の to live a life connected with loved ones が問29の② relationships に対応する。
  • 問32ワークシートの説明が終わったら、すぐに問32の選択肢の空所に放送内容のメモを取ること。選択肢に共通の主語のデンマークの人々が、高い税率に納得している点を把握する。
  • 問33図には記載されていない音声のみ情報と、図に記載されているデータの関係を把握する問題であることを認識しておく。音声の ~, but it dosen't mean they produce less. と選択肢①の ~ while maintaining their productivity. が対応。

 

リスニング第5問(2021.1.30)

  • 問27:音声の absorbing が選択肢④の Take in に対応。また、organic carbon は陸生植物の場合 green carbon と呼ばれ、海洋植物の場合 blue carbon と呼ばれることを把握しておく。 先の "Hygge" と同様、第5問ではワークシートでは直接問われていなくとも、内容を理解しなければならない用語や概念が紹介されるので、この部分でメモとることが出来るかが攻略の鍵。
  • 問28 ~ 31:解答順は問29 → 問28 → 問31 → 問30。音声で ~ cover much less surface of the earth than ~ とあるので問29は② smaller比較級を(強調して)用いているので、自動的に問28が① larger 。問31は、音声の for millions of years から④ longer が入り、直後に In contrast対比されていることから、問30が⑤ shorter となる。
  • 問32:音声の ~ , ocean coasts must be restored and protected が②の should be protected と対応。リーディング、リスニング共に、本文や音声と選択肢が一致する場合、助動詞などの強調のトーンやニュアンスまでも対応することを意識しておく。
  • 問33:音声の The organic carbon is stored in soil and in biomass but in different proportions. What can we learn from this ? に注意。最後の質問の this は前文を指し、その前文では土壌とバイオマスでの有機炭素の貯蔵割合の違いが話題となっている