大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

最終確認!共通テスト:リーディング第5問

リーディング第5問(2021.15)

  • 事前に Slides の情報と各設問の問題文に目を通しておく。また、問3は選択肢をほぼ全て用いるため、この問題に限っては本文を読む前に全ての選択肢を読んでおく。
  • 問1:問題文に the best title とあるので、(出題順としては問1だが)本文全体を読み終えた上で最後に解答することが望ましい。本文全体を最も包括している選択肢は③。特に Behaves Like a Horse が本文の主旨の jump を指していることを踏まえる。
  • 問2:Aston と Sabine が Main figures に入っている②と④に絞った上で、本文の主旨である Aston のジャンプの直接的なきっかけが Leon = the pony であったことから④を選ぶ。 
  • 問3:第2段落読解後、空所32に④を、空所33に③を、空所34に⑤を記入。第3段落読解後、ポニー=Leon、309(子牛)= Aston のメモを作り、登場人物の関係を把握し、①を記入。②は slides の Pre-fame Storyline の最終文の Aston and Sabine start going to shows 以降の内容。
  • 問4:第3段落終盤の jumps with Sabine on his back から③を、correct them without any helps from Sabine から①を選ぶ。
  • 問5:第6段落第1文の特に with a growing number of online followers と選択肢①の increasing number of fans の対応を踏まえる。

 

リーディング第5問(2021.30)

  • Presentation notes に記載されている情報量が多いので、先にこちらと各設問の問題文を読んで概要を把握してから本文を読むこと。
  • 問1:Vivian Maier の人物像を要約した問題であることに注意。第1&2段落読解後に①を選ぶ。②は in her thirties が誤り。③は言及なし。④は in New York が誤り。
  • 問2:第6段落の self-portraits が④の pictures of herself に対応。最終文の document Chicago life が①の documentary-style pictures に対応。 
  • 問3:第2段落読解後、空所33に③、第3段落読解後に空所34に④、空所35に①、空所36に②を入れる。
  • 問4:第7段落の「展覧会が欧米で開催」が①の in different parts of the world に対応。
  • 問5:空所38に先行する The 'BIG' unanswered question が第7段落の最終文の、特に the mystery behind Vivian's work remains largely "undeveloped" に該当し、これと対応するのが④の特に without showing them to anyone の部分である。

 

 

最終確認!共通テスト:リーディング第4問

リーディング第4問(2021.1.15)

  • 英文&資料の読み返しを徹底して防ぐことが不可欠。そのためには、英文を読みながら判明した‟時間”と‟空間”に関する情報をその都度資料に書き込み情報を統合&整理すること。解答時間がタイトなリーディングにおいて、時間配分の出来を左右する問題である、と認識しておこう。
  • 本文を読む前に設問全てに目を通し、‟何が求められているのか?”を把握しておく。以下に解法の手順とメモの残し方の具体例を示す。
  • 最初のメールの第1段落読解後、電車の時刻表の110の9:39に〇をつけ、その下に→で「タクシーで学校、10:00 am からプレゼン」とメモし、問2の 9:30 にDを書き込んでおく。また、Azuma駅の横に「学校の最寄駅」とメモ。各施設の最寄駅を把握し、メモを残さないと後から読み返す必要があり、大きなタイムロスとなる点に注意。本文で判明した内容は即座に図表や資料に書き加え、情報を一括で統合することを習慣化しておく。
  • 第2段落の related to science に〇をつけておく。
  • 第3段落の least busy の情報を水族館のスケジュールで確認し、15:00-16:00 の時間帯に該当する問2の 15:30 の空所にAを書き込む。
  • 第4段落の early afternoon に〇をつけ、問2の 13:30 にBを書き込んでおく。
  • 第5段落読解後、電車の時刻表の Hibari 駅の横に「モールの最寄駅」とメモ。
  • 第6段落読解後、時刻表の「学校」メモの下に「隣に公園、像」とメモ。
  • 2番目のメール の第1段落読解後、先に書き加えた時刻表の 110 のメモに✕をつけ、109 の 9:20 に〇を付け直し、そこから矢印で「学校までバス」と修正する。共通テスト(英語)の世界では、(難易度調整のために)情報の途中修正が入ることは日常茶飯事。ここから問1の空所24の解答を①とする。
  • 第2段落の science education に〇をつけ、問5の答えを④とする。
  • 第3段落の end of the day から、問2の 17:00 にCを書き込み、問2の解答を②とする。また、時刻表のモールのメモの上に「バスでモールまで、5:00 着、買いもの約1時間」とメモ。また、Kaede 駅の横に「ホテルの最寄り駅、ホテルまで徒歩数分、6:30 までにホテル着」とメモし、ここから問1の空所25が⑤となる。
  • 第4段落の the statue に注目し、時刻表に書き入れたメモから問3を②、問4:を②とする。
  • 80分の解答時間内で、集中力が低下する中盤で対処する問題なのでケアレスミスが発生する可能性が高いことを自覚しその防御策としてメモを積極的にとること。中盤で手が動かなくなる‟長考モード”に一度陥ってしまうと立て直しは困難

 

リーディング第4問(2021.1.30)

  • 問1:プレゼンの Title を選ぶものなので、最も包括的な内容=抽象度の高い選択肢が正解になる可能性が高いことを想定しておく(逆に言えば、局所的な情報を扱った選択肢はたとえ内容が合致していても Title としては不適切と考えよう)。また、問題文には a presentation on tourism in Japan , visitors to Japan in 2018 とあり、最初の The data の Figure 1 及び Table 1のタイトルからも、今回のプレゼンの主旨が判別できる
  • 問2:④の選択肢の特に Patterns複数形であることに注目する。Hannah はメールの第1段落でアジア圏からの観光客の滞在傾向、第2段落では買い物の傾向と複数の観光パターンについて言及している。本文中で列挙された複数の内容は、正解の選択肢においても複数で対応する、はセンター英語から続く共通テストの伝統であり、出題者はこの点まで踏まえて精緻に問題を作成しているので、解答する上で強力な根拠となりうる。
  • 問3:Rick のメールの第3段落の冒頭の also で並記されているのは共にオーストラリアからの観光客のエンターテイメントである。
  • 問4:The presentation draft の空所27の直後の stay just over half the time 及び、空所28の後の but spend slightly more money に注目する。資料の差異の程度や微妙な数値のズレを、形容詞や副詞などを用いて徹底的に再現&対応させてくるのもセンター英語からの伝統。China の 9.7 × 2 = France の 18.4 が just に対応し、China の 7,998 と France の 7,358 の差異が slightly に対応。(※「細かな修飾語句は無視しても英語は読める」といった稚拙且つ横暴な‟受験テクニック”では見出すことのできないポイントを、敢えて突いてくるのもセンター英語から続く伝統)
  • 問5:Hannah のメールの第3段落ではアジア圏からの観光客の買い物以外の行動パターンの変化について言及されており、Rick のメールの第2段落ではオーストラリアからの観光客の支出額について言及されており、それぞれ in the future 及び a future project が段落の最終文で用いられていることに注目する。

 

 

最終確認!共通テスト:リスニング第6問

リスニング第6問A(2021.1.15)

  • 問34:問題文に main point とあるので、Jane の発言の主旨を捉える問題であることを認識しておく。フランス語のネイティブスピーカーの家庭でのホームステイにこだわる Sho の考えを相対化する多くの発言から判断する。
  • 問35問題文の時制に注意。会話の冒頭でホームステイが利用できなくなった問題に対し、Jane が学生寮を提案し、その結論がまだ出ていないことを踏まえる。

 

リスニング第6問A(2021.1.30)

  • 問34:問題文の main point に注目し、Carol は終始メールの利便性を支持していることから、③の troublesome が手書きの手紙に対する彼女の意見として対応する。 
  • 問35:問題文の would(婉曲)に注目し、選択肢の内容がほぼそのまま会話で言及されない可能性も視野に入れておく。つまり、この問題では手書きの手紙派の Bob が賛同しそうな内容を選ぶ。解答の根拠となるのは、Bob の2番目の発言の It gives me time to think about my grandma. や、3番目の発言の、特に your personality shines through in a handwritten letterit makes people happy で、これが④の a heartfelt act に対応。

 

リスニング第6問B(2021.1.15)

  • 問36:問題文の‟会話が終わった時点で”という表記に注意。会話は当初、紙のレシートの有用性についての議論から始まっている。ここでは、紙のレシートに対する否定的な発言をそのままレシートの電子化に賛成である、と短絡的に直結させないこと。会話の後半、Michael の Are you OK with giving your private email address to strangers ? に対し、Kate は Well ... yes. と同意し、最後に There should be NO paper option. と発言しているので、賛成は Kate のみである。
  • 問37:問36の空所にメモを取り終わったら、問37で問題になっている人物の発言のメモを取る作業に切り替える。問37は「 Luke が言及しているのは次の内、どの図表か?」という問題でない以上、選択肢を検証するのは音声が終わってからでよい。Luke は一貫して紙のレシート支持派であり、最後に more people would rather have them. と発言している。これに対応する図表は②で、特に紙のレシート支持派の68%が Luke の意見に合致している。

 

リスニング第6問B(2021.1.30)

  • 問36:問題文の‟会話が終わった時点で”という表記に注意。途中で意見が変わる人物が出てくるであろうことを想定しておこう。Kenji は当初投票に乗り気ではなかったが、最後に I'm convinced. と発言している。一方で Helen は I'm just not interested. と中盤で発言し、終盤でも do what you want. (注:このyou は総称)と発言している。
  • 問37:Helen は中盤で We're only twenty. Most people our age don't care about politics. と発言し、終盤でも I'll worry about voting when I'm old. と述べているので、投票率と年齢の関係を示した①が適切。

 

 

最終確認!共通テスト:リスニング第5問

リスニング第5問(2021.1.15)

  • 音声が始まる約1分間の間に、状況、ワークシートにメモを入れるだけでなく、各設問の選択肢まで目を通し共通の語句や、問われそうなポイントを把握しておく。特に問28~31は、4つの空所に対して6つの選択肢が提示されているので、全て目を通すだけでなく、④ everywhere , ⑤ indoors , ⑥ outdoors といった選択肢がワークシートの where の項目に対応することを予想しておく。
  • 問27:音声の for the sake of ~ が選択肢②の supporting と対応していることに注意。選択肢の単語がそのまま音声で読まれることを無意識に期待し、単語レベルで拾い聞きしようとする受験生を排するのが出題者の意図
  • 問28 ~ 31:ワークシートの空所とは直接関係がないように思えても、太字になっている Hygge に関する説明は「他者と余暇を過ごす」などのメモを書き込むことが重要。また、問28 → 問30 → 問31 → 問29 と設問の番号と解答順が対応しないことにも注意。音声の commercialized , materical things が問28の① goods に、音声の candlelit rooms and cozy bedrooms が問30の⑤の indoors に、音声の anywhere , indoors or outdoors が問31の④ everywhere に、音声の to live a life connected with loved ones が問29の② relationships に対応する。
  • 問32ワークシートの説明が終わったら、すぐに問32の選択肢の空所に放送内容のメモを取ること。選択肢に共通の主語のデンマークの人々が、高い税率に納得している点を把握する。
  • 問33図には記載されていない音声のみ情報と、図に記載されているデータの関係を把握する問題であることを認識しておく。音声の ~, but it dosen't mean they produce less. と選択肢①の ~ while maintaining their productivity. が対応。

 

リスニング第5問(2021.1.30)

  • 問27:音声の absorbing が選択肢④の Take in に対応。また、organic carbon は陸生植物の場合 green carbon と呼ばれ、海洋植物の場合 blue carbon と呼ばれることを把握しておく。 先の "Hygge" と同様、第5問ではワークシートでは直接問われていなくとも、内容を理解しなければならない用語や概念が紹介されるので、この部分でメモとることが出来るかが攻略の鍵。
  • 問28 ~ 31:解答順は問29 → 問28 → 問31 → 問30。音声で ~ cover much less surface of the earth than ~ とあるので問29は② smaller比較級を(強調して)用いているので、自動的に問28が① larger 。問31は、音声の for millions of years から④ longer が入り、直後に In contrast対比されていることから、問30が⑤ shorter となる。
  • 問32:音声の ~ , ocean coasts must be restored and protected が②の should be protected と対応。リーディング、リスニング共に、本文や音声と選択肢が一致する場合、助動詞などの強調のトーンやニュアンスまでも対応することを意識しておく。
  • 問33:音声の The organic carbon is stored in soil and in biomass but in different proportions. What can we learn from this ? に注意。最後の質問の this は前文を指し、その前文では土壌とバイオマスでの有機炭素の貯蔵割合の違いが話題となっている

 

 

 

最終確認!共通テスト:リスニング第4問

リスニング第4問A(2021.1.15)

  • 問18 ~ 21音声を聴きながらの情報処理が同時にできるかどうかが問われていることを認識しておこう。問題文と図表を読む時間が短いが、音声の冒頭で図表と状況、選択肢の確認が行われるので、焦らずにこれを聴きながら同時に図表、選択肢に一つひとつ確認のチェックを行うこと。音声の The most , Exactly half , a quarter , The third がそれぞれの解答の根拠だが、パーセンテージの高い順から紹介が始まり、途中で説明順を一部入れ替えてきている点に注意。これもセンターから続く難易度調整のための伝統なので、むしろ「どうせ途中で説明順を入れ替えてくるはず」くらいの姿勢で挑もう。
  • 問22 ~ 25音声を聴きながら図表に数値やメモを書き込み、解答は音声が終わった段階ですること。音声が終わらないうちに選択肢を見てしまったり、マークシートを塗りにいってしまうと、途中から置いてかれてしまうので注意。

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論より証拠:僕もメモを取りながらやってます!
  • 音声を聴きながらメモを取る技術の精度を高めるためには、復習の際、音声をワンフレーズごとに一時停止をかけ、その都度メモを入れるという小分けにした練習を繰り返すこと。ただし、本番が近いので、このトレーニングは1月10日まで。本番で出来ないことを当日ギリギリまで練習する意味はない。

 

リスニング第4問A(2021.1.30)

  • 問18 ~ 21:音声の the highest , the coldest , the least といった最上級表現に加え、much cooler , a few degrees warmer , just a bit cooler といった比較級の差異の程度を表す表現にも意識する。音声で読まれたこれらの差異の程度は当然、図表・グラフのデータに正確に対応する。こういったやや渋めの表現を聴きながらグラフ・図表との間でリアルタイムで確認ができるようになること
  • 問22 ~ 25:音声で normally と読まれていた内容に対応するのが選択肢⑥の ON TIME であることに注意。本文と選択肢の間での言い換えや対応を探すのがリーディング音声と選択肢の間での言い換えや対応を探すのがリスニング

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メモは......自分さえ読めればよし!

 

リスニング第4問B(2021.1.15)

  • 問26:音声が始まるまでの約15秒内にやるべきは、図表の Condition A に「笑い」、Condition B に「人気」、Condition C に「平日」と、条件を日本語で転記し、音声が流れてくる間は図表の各項目に〇 or ✕ を書き入れる作業に集中できるような下準備を整えておくこと。また、選択肢のタイトル全てに笑いに関する単語が含まれているので注意する(※これは多分、出題者の罠というか意地悪)。今回は特に音声の最後に , ~ too. と前述内容と対応する表現が2回用いられているので、直接言及されていない情報を前述内容から判断することも意識しておこう。

 

リスニング第4問B(2021.1.30)

  • 問26:注意すべきは、条件Aのコンピューターの知識の活用の有無について言及されていない選択肢があること(※この場合、言及なしは✕とする)。また、条件Bの宿泊先については、① our hotel , ② dormitory , ③ housing is available と様々な表現が用いられている。条件Cについては聴きながら実施期間を計算していると次の情報を聞き逃す可能性があるので、先にメモを取ってから検討する。

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追い込みとは作業感覚を身体に叩き込む修行



 

最終確認!共通テスト:リスニング第3問

 緊急発進(※スクランブル、とお読みください)気味にスタートを切った当企画も、これが前半戦ラスト。本番を前にした皆様のお役に少しでも立てていれば本望です。

 我ながらかなり尖りまくったプロジェクトで、およそ万人受けはしないであろうことも十分に理解していますが、それでも今回僕がこだわりまくっているのは、本番でも通用する技術を伝えること。つまり、実践性有効性、そして再現可能性です。なので、当企画は自分で実際に問題を解き直して正解を出した直後に、そのプロセスにおいて自分の頭の中で起こっていたことを振り返って内省し、言語化するという、ライブ感溢れるスタイルでお送りしております。

 

 リスニングはこの第3問から流れる音声は1回のみとなります。それは何故か?その理由を認識しておくとも重要です。答えは単純。各設問、状況と問が問題冊子に印刷され事前に把握&確認できる状態から解答できるため。言い換えれば、第3問からは事前に問題の状況と質問内容を把握した上で、ポイントを絞って、答えを探りながら聴いていく必要がある、ということ。

 

リスニング第3問(2021.1.15)

  • 問12:問題文の the teacher の性別が事前に分からないので、対話が始まって人間関係が把握出来次第、the teacher の下に「男」とメモ。今回のように問題文に性別が判明できるような語句( man, lady など )がない場合、誰が誰なのかを認識することが重要。また、日時はすぐに反応できるように「4/14」と数値化しておく。
  • 問13:事前に問題文の willfirst を〇で囲んでチェックし、できれば対話の中盤以降で片付ける順番に修正が入ることも想定しておこう(※この途中で修正をいれて難易度をちょっとだけ上げてくるパターンはセンターから脈々と続く日本の伝統芸能)。女性の最初の発言の because we'll use the cans first. の first に単語レベルで反応しないように注意!問われているのは put away、つまり片付けの順番。この発言では use、つまり使用順を述べている。
  • 問14:問題文から得られる情報はないが、選択肢からメールを巡るミスについての会話であることを把握しておく。女性の最後の発言の there's definitely no email from you. と対応するのが④。読まれる音声が1回になる第3問以降は、解答につまづくと次の設問にまで影響が出てしまう点に注意。選択肢を読んで処理する速度のギアを、ここから意識的に一つ上げるつもりで挑もう
  • 問15:女性の最初の発言の The weather should be much warmer by then. を否定語を加えて won't be so cold と言い換えた④が正解。解答の根拠となる発言の比較級が much で強調されている点まで踏まえることが望ましい。
  • 問16:状況説明と問題文、及び選択肢から、男性が不機嫌になったのは野球の試合のチケットに関してであることを把握しておく。また、選択肢が全て過去形であることから、不機嫌の原因が過去にあることも想定しておく。
  • 問17:状況は「歩きながら話をしています」に対して、問題文の時制は did であること、選択肢の主語は全て She であることをしっかりと意識しておく。

 

リスニング第3問(2021.1.30)

  • 問12:問題文の both をチェックし、両者の共通の予定を探る。女性の But first ~ 及び男性の but right now, ~ 以降が共通点。
  • 問13:問題文の likely tofirst に注目し、解答の根拠は直接言及されない可能性を想定しておくこと。間違ってアップした写真がまだ削除されていないことを really embarassing と述べ、他人に見られたくないと述べているので、この後の行動は③の削除が妥当と判断する。
  • 問14:男性が「黒い車」と言っていたのを、女性が「(白いシートの)ダーク・グリーンの車ね」と訂正を加えることで難易度を上げている青い車 vs 黒い車(=ダーク・グリーンの車)の構図が把握できれば、最後の台詞の the other が青い車を指すことがわかる。
  • 問15:消去法も必要な問題。①は four years ago が誤り。②を when our class graduated を根拠に選ぶ。③は冒頭で Jane が You're Mike Smith, arn't you? とはっきり認識しているので誤り。④は a little が誤り。
  • 問16:問題文の the girlafter this をチェック。女性が最後に but I know he gave his book to his sister. と述べており、前年度履修生からテキストをもらう方法が潰えてしまったので、③の another way to get the text book の another がこの発言に対応する。最後の発言と選択肢内の代名詞、指示語、言い換えの対応は常に意識しておこう
  • 問17:状況説明から男性が宿泊客であることを把握した上で、「午後まで空かない」「3時戻り」「それまで外食」などのメモが取れることが望ましい。

 

 

最終確認!共通テスト:リスニング第2問

リスニング第2問(2021.1.15)

  • 問8:事前に間違い探しクイズの要領でイラストの共通点と相違点を確認し、音声を聴きながらリアルタイムで消去法をかけていく。①→③の順に消去した後(big handleと取っ手のサイズに言及されている点に注意)、ストラップの有無から②を正解とする。
  • 問9第2問で間違えるパターンは、問の横に書かれた日本語の状況説明を、対話の最後の質問と混同してしまうケースが圧倒的に多い。最後の Question をしっかり聴き取ってから判断できるかがポイント。質問は " Which robot will the man most likely vote for ?" なので、会話の内容からある程度の推測が要求されていることを把握する。また、今回は質問から「誰がどのロボットに投票しようとしているのか」も問われていることに注意。男性の最後の発言 "That’s the best." から判断する。
  • 問10:一見混乱しがちな否定疑問文だが、返答が肯定的内容ならYes、否定的内容ならNoという鉄則で対処する。最初にゴミ袋が不要だとわかるので②と③を消去。次に代名詞 these(複数)が glaves を指していることを確認し、this(単数)が hat を指していることから①を選ぶ。対話においては代名詞化や言い換え、省略に注意すべきだが、代名詞が対応しているのは単数なのか複数なのかも意識しておく。
  • 問11:この問題に限ったことではないが、位置や場所の説明問題では前置詞が示す位置関係が、前置詞の持つイメージの理解と連動していることが望ましい(例:across=ある空間を十字に横断して)。また、対話が行われている場所を起点にして Down there や all the way が用いられていることにも注意。加えて、before / after には時系列だけでなく位置関係を示す用法もあるが、これに反応できない、もしくは反応が遅れる受験生が多いのも事実。さらに、場所を示す前置詞(群)の強調として、just だけでなく副詞の right もよく用いられるが( ex. right in front of the building / right next to the door )、これを「右」と混同しないように注意

 

リスニング第2問(2021.1.30)

  • 問8:Question の最後の ~ after the conversation ? がポイント。リスニングに限らず、会話や状況が進展する問題の場合、どの段階のことを問われているかを正確に把握する。
  • 問9:前述のように、Question の Where will they stay ? の未来表現から、これからのことを問われていることを確認。between = 個々のものに挟まれて → 動物園とモールの間、across = 十字を描いて横切る → 公園の前(地図上では上)の通り対して十字であることも意識する。
  • 問10:Question の ~ will the man most likely ~ から、会話内容からの推測が要求されていることを踏まえる。また、男性の最後の発言の don't の聴き取りについては、前回のブログ(リスニング第1問の can't )と同様、音声ではなく長さで認識する。
  • 問11TOEIC とは異なり共通テストは問題冊子にメモを入れても失格とならない以上、1回目の放送を聴く段階から積極的にメモを入れる。②に「おい」、③と②を線で結び「ふたご」④に「おば、とも」と書き入れておく。また、リスニングに限らず、位置関係や状況説明の問題では(恐らく出題者が難易度を少しだけ上げるために)途中で説明や対話に小さな修正を入れてくることも想定しておこう