2020.11.21 福島ファイヤーボンズvsバンビシャス奈良
先週行われたアウェーでの越谷アルファーズ戦を2連勝で飾り、約一か月ぶりのホーム開催となった対バンビシャス奈良戦。勢いに乗る東地区3位のボンズに対し、奈良は負けが先行する苦しい立場。対照的な状況で迎える今回の2連戦、見どころは‟どうやって勝ち切るか?”です。
群馬や仙台といった同地区の強豪チームには点差をつけられての敗戦を喫しているものの、今シーズンのボンズは1試合ごとに確実に前回の問題点を修正してきているので、今日の課題はこれまでの前進の証として‟最後まで危なげなく試合を運ぶことができるか?”という点にあるのでは、と思いつつ会場へ向かいました。
いわきで観戦した仙台戦と違い、今日は会場の一体感や応援の熱気が特に大きなものに感じられました。
第1Q開始からチリジ選手がインサイドを圧倒し、いきなりリードを広げる展開からのスタートとなりましたが、特筆すべきはパスワークの向上です。滑らかにパスが連続して繋がっていくシーンは、これまでのボンズにはあまりみられなかった光景で、チームの完成形の青写真を見たような気さえしました。
(僕の事前の予想通り)途中出場の村上選手のスピードに奈良のバック・コート陣は完全には対応できておらず、彼のドライブでゲームのペースも上がり、終わってみればこのQは28-8という出来過ぎ(?)の結果に。……ただ、要注意選手と目していた奈良の54番、ショーン・オマラ選手がまだ調子を上げてきていないのがかえって不気味でした。
ボンズの点数が停滞する時間帯が最近多い第2Qですが、この日は失速はするものの停滞までは至らず。チーム・ファウルが累積するもののオフェンス・ファウルのため相手にフリー・スローを与えなかったことが大きな要因だったと思います。点差はさらに開き前半終了で54-24。今日はボンズの3Pも絶好調で「やたらと入るなぁ」と思いハーフ・タイムにスタッツを確認したら54%と2Pの確率を上回っていました。
こんなに大差で前半を折り返すとは思っていなかったので、僕を含めた周りのブースターの応援への集中も第3Qの冒頭でちょっと途切れたような気がします。このQ、残念だったのは第1Qであれ程綺麗に決まっていたパスが繋がらなくなり、決定的なチャンスでの3つのパス・ミスが得点ペースの失速に直結してしまったことです。
第4Qは最後の5分がとても長く感じました。正直「このまま何事もなく早く終わってくれ」と思ってました。今日の試合は早々に大差をつけた分、締めくくり方が難しい展開となる中で、その大役をきっちり果たしたのが喜久山選手でした。『三国志』などで、‟撤退する軍隊の中で一番重要且つ難しいのが殿”と言われるように、今日の喜久山選手は絶好調の3Pを狙うことよりもチームの勝利を優先し、ゲームのコントロールという黒子役に最後まで徹していた感がありました。
結局、終わってみれば92-71の完勝でしたが、要注意のオマラ選手は26点16点と全てのQでコンスタントに活躍してのダブル・ダブル。
それ以上にポテンシャルを感じたのが奈良の30番、ラキーム・ジャクソン選手でした。195cmながらPGのようにボールを運ぶシーンも見られ、またリバウンドの高さや走力などの身体能力も相当なものです。……明日はこの選手が覚醒しないことを願ってやみません。
2020.11.8 福島ファイヤーボンズ vs 仙台89ERS
仙台89ERSはB2東地区の上位常連チーム&優勝候補の一角。昨シーズンから主力メンバーが変わらない完成度の高いチームに対し、この2連戦は今後の試金石とも言える大きな意味を持つ……と素人ながら勝手に判断し、お仕事の都合を何とかつけて8日の仙台戦を観戦してまいりました!
今シーズン、いわきで開催されるファイヤーボンズの試合はこの11月7&8日の二日間だけだそうです。いわき市立総合体育館は初めてなのに「なんだか見たことのある風景だな」と思っていたら……『いわきサンシャインマラソン』のスタート会場で、一度下見に来たこともあるいわき市営いわき陸上競技場の隣でした。
ファイヤーボンズの応援を重ねるうちに、試合そのものだけでなくアップを見るのも楽しみになってきました。この日は、ラックまで走って真っ先にボールを取りに行く喜久山選手、レンジを少しずつ広げながらシュートタッチを慎重に確認するシャヒード選手、あらゆるフィジカル・コンタクトを想定したドリルを楽しそうに行う村上選手&神原選手が特に印象的でした。
第1Qから仙台の完成度の高さには圧倒されました。5番のダニエル・ミラー選手がアシストにも秀でていることは選手名鑑や事前のスタッツ分析から把握していましたが、ベテランPGの8番月野雅人選手とのピック&ロールや、時にフリー・スローライン手前でゴールを背にパスを供給するプレイは、インサイドとアウトサイドに2人PGがいるような感じがしました。仙台は堅守が持ち味のチームということも予習していたのですが、いきなり強烈なブロックが2つも炸裂した時には「今日はインサイドからの得点は相当難しいかも……」と嫌な予感が(……結局、的中してしまいましたが)。
第2Qは我々ブースターにとっても我慢と試練のクォーターでした。得点が停滞する中で、村上選手が2連続でスリーを決め、何とか主導権を取り戻そうという流れの中で不可解な笛が立て続けに吹かれたことが残念でなりません。この日はインサイドだけでなくバック・コートも、それこそボール運びの段階からフィジカル・コンタクトが終始激しいタフなゲームでしたが、1プレイごとに、そして審判ごとに笛を吹く基準が異なるため、(流石に声を荒げる方はいませんでしたが)周囲のブースターもザワついていました。
……時間帯によって線引きが変わるのは承知しております。極端な話、バスケットボールはそういう側面を持った競技だと認識しています。ただ、各審判間でその時間帯でのジャッジの基準について意思疎通&統一がされていたか、そしてそれを選手やコーチ陣に対して明確に説明していたかについて疑問が残りました。コート上でどんな言葉がやりとりされていたかについてはわかりません。でも、いきなり選手やHCにテクニカル・ファウルを吹く姿は感情的で、自分のジャッジに自信がないことの裏返しのように映りました。この一連のジャッジが納得できずに席を立たれた方もいます。Bリーグや日本のバスケのレベルがこういった側面からも、もっと成熟していくことを願ってやみません。
第2Qで特に活躍が光ったのは仙台の15番、渡辺翔太選手でした。スピード&クイックネスはあの日のコート上で一番だったのでは。まだ22歳と若く将来が楽しみな選手ですが、彼のドライブでボンズのディフェンスがズタズタにされていくのは見ていて辛かったです。また、18番の鎌田裕也選手がスクリーンとパス中継をきっちりこなしていたように、仙台は戦術の引き出しの多さやパスのスピードと精度に加え、それぞれのロール・プレイヤーの役割分担とレベルの高さも光るチームだと感じました。
フラストレーションの募る試合展開で19対34と前半を終えたにもかかわらず、後半の第3Q以降の選手&スタッフ陣が最後まで集中を切らさずに食い下がろうとする姿、そして最後まで必死に応援するブースターの方々の一体感の中に自分も加われたことを誇りに思います。
2013-2014シーズンの終盤、NYのMSGでニックスvsウォリアーズの試合を観る機会があったのですが、第3Q途中でカリーがトリプル・ダブルを達成して勝敗が決すると、観客がいっせいに立ち上がって ‟ Fire! Woodson! ” のコールを始めたことを思い出しました。いかにもニューヨーカーらしい行動で、当時のニックスの首脳陣の迷走ぶりも酷いものでしたが、本当にチームを応援するファンなら試合の途中で地元チームの監督の解雇を要求するものなのかな、とも思いました。
第4Qの残り8分辺りまではわずかながら勝算が残っていたのですが、それ以降もコート上の選手も、そして僕を含めた周囲のブースターも、プレイに、そして声が出せない代わりに叩く手の強さに、その熱量が変わることはありませんでした。
評判&想像以上に仙台はいいチームでした。その仙台を相手に前日7日の試合に勝利し、この日も最後まで善戦したファイヤーボンズ。これからチームとしての完成度を上げていったらば……。負けた悔しさだけでなく、そんな期待も強く残った一日でした。
『酪王紅茶オレ』、飲んでみました!
全国推定5千万人(※適当)の酪王牛乳信者の同志の皆様、こんにちは!大統領選挙の経緯に気をとられていたせいか、11月2日(月)発売の『酪王紅茶オレ』、実は今日まですっかりノーマークでした。
『バナナオレ』の時は事前にチェックした上で、発売日当日に速攻でレポートしたのに……これでは信者失格です。
本日帰宅途中に立ち寄った市内某スーパーで目にした際の第一印象は、「これは今までありそうで実はなかった商品!」という驚き&「これからのシーズン、これはマストアイテムかも!」という期待。
一度は300mlのパックに手に伸ばしつつも、「酪王牛乳は俺を裏切らない。故に俺も酪王牛乳を裏切らない」という謎の内なる声に従い500mlを購入。
手にした段階で「これは絶対美味いやつに間違いない!」という確信が。乾燥&授業でカラカラ&ヒリヒリの喉を潤すべく、お店を出ると同時に飲み干したいところですが、流石にそれは我慢。
今回のパッケージ・デザイン、かなり気に入ってます!今度は『酪王カフェオレ』とセットで買って、交互に並べて一人悦に入りたい。
他の類似品のミルクティーのような甘ったるさやワザとらしい紅茶の香りは一切ありません。『バナナオレ』の時と同様、酪王牛乳は開封後の香りのバランスに相当配慮しているような気がします(飽くまでも素人の推測ですが)。
当初、『酪王カフェオレ』のロイヤルミルクティーverを予想していたのですが、重厚でありながらそれほど重くない味わいです。個人的な見解としては『紅茶花伝』のロイヤルミルクティーよりも少しだけ軽めといったところ。むしろそれ単体でしっかりとした味わいの『紅茶花伝』のロイヤルミルクティーよりも、いろいろな組み合わせに対応できるような柔軟性を感じました。
そして飲み終えた後、じんわりと紅茶の香りが……。そんな時、突如「これはホットでもいけるんじゃないか?」と思い、早速試したところ……酪王牛乳の一信者として提言させていただきます。「寒い日は、断固、ホットで!」
我々酪王牛乳信者の‟聖地”と言えば二本松市の『道の駅安達』ですが、やはり今回も仕事が早い!
バナナオレのソフトを食べる機会は逃してしまいましたが、今度はチャレンジしたいと思います。たとえ雪の日であろうとも!
冬期講習『仕上げの英語総合Ⅲ』について
郡山校&宇都宮校の生徒の皆様、こんにちは!
英語科の大澤 秋津(昨日iPad無印を半ば衝動買い!)です。
……なんだかこの書き出し、僕としてはすごく懐かしい気がしますが、休校期間特別企画で毎日ブログをアップしていたのはまだほんの半年前でした。……密度が濃い一年だ。
敢えて明記はしませんでしたが、休校期間特別企画後の当ブログの方針として
僕の中にあった全23箇条と51の補足条項から成る(←もちろん適当)ポリシーは、
- お仕事関連の告知は(混乱を避けるため)基本的に所属元からの一元化を図る。
- 英語学習や受験生活へのアドバイス及び相談は、直接授業&学校内で行う。
- 落ちているお饅頭やお地蔵様へのお供え物には手をつけない。
でした。
ただ、授業調整日の関係などから冬期講習の具体的な内容についてまだ授業内で触れられていないクラスもあるため、今回この禁を破り、『仕上げの英語総合Ⅲ(難関大編)』の具体的な内容について紹介したいと思います。
講座の概要については冬期パンフレットの講座紹介文を参考にしてください。1日1講、すべて最新の、今年の1月~3月に出題された入試問題を扱います。
第1講:2020年度/早稲田大学/政治経済学部/約816 words
‟不平等や格差が何故社会を蝕み不安定にするのか”がテーマ。来年度予想される入試の頻出テーマとしては、コロナだけでなく大統領選やその周辺の時事問題を想定してのチョイスです。今回のテキストのラインナップの中では比較的難しくない方かなと思いますが、4日間の講習で段階的に力をつけるべくトップ・バッターに指名させていただきました。
第2講:2020年度/一橋大学/前期日程/約676 words
‟ペット飼育の倫理上の問題”がテーマ。文章量はやや少なめながら、和訳だけでなく字数制限や語句の説明といった記述・論述対策を主眼に置いて選びました。夏期講習で扱った今年の一橋のもう一つの問題が‟広告における性差表現”でしたが、LGBTQや動物の権利を扱った英文もここ最近の頻出テーマの一つです。
第3講:2020年度/慶應義塾大学/医学部/約831 words
‟自動運転と倫理的問題”がテーマ。冒頭の‟トロッコ問題”からじっくりと哲学的考察へと移行する、論理的展開がとても丁寧な英文です。空所への語句補充や文章補充、和訳、字数制限のある説明問題、内容一致など出題形式のレパートリーの広さも選考理由です。
第4講:2020年度/東北大学/後期日程/約806 words
‟幸せについて”ですが、単なる‟幸福論”ではなく、‟個人、集団、社会にとっての幸福とはどのようにアプローチされるべきか”という、これまた過去問集の全訳を一人で読んでもさっぱりな内容を敢えて狙って選出しました。
問題の最後に、‟幸せな人生を送るために、あなたが重要だと思うものを、その理由を含めて80語程度の英語で書きなさい。” という英作文があります。この答えを冬期講習までに見つけ出すため、明日から一人旅にでようと思います(嘘)。
勘が良い方、及びニュータイプもしくは特殊なスタンド能力に目覚められた方は既にご察しの様に、今回のトータル・コンセプトは‟倫理”です。コロナ禍によってこれまでの日常のあらゆる側面を再考する必要に迫られた2020年。その中でも、最も残酷に暴かれ、且つ試されているのが人間性だと僕は考えています(……これについては後でもう少し考察を深めたいところですが)。
あと、コロナそのものについての科学的な研究報告や学術論文は、それこそ日々アップデートが激しく繰り返されている以上、むしろ最先端の話題を出題者は避けるのでは、とも思います。
休校期間特別企画の後、当ブログで御紹介させていただいた『自家製麺工藤』ですが、その後も通い続けています(毎回写真を撮らせていただいているので、膨大な量の限定メニューの数々が僕のiPhoneには眠っていますが、これを紹介するとただのラーメンブログもしくは飯テロになり兼ねませんので、それはまた別な機会に)。
興味のある方は(お腹が減っていない時に)これまでのインスタを参照されることをお勧めしますが、とにかくその引き出しの多さと、店主の方の常に新しいものに取り組もうとする姿勢には驚くばかりです。
今年も春期体験授業からずっと最新の入試問題を扱い続け、同じ読解系のテキストを何年も使いまわさないという僕のスタンスに近いものを感じています。職種は完全に異なりますが、僕はどこかで好敵手(ライバル、と読もう!)と一方的にリスペクトし、刺激を受けるために通っている側面も大きいです。
先日『濃厚煮干しつけ麺』をいただいた後、店主の方から、50リットルのスープをとるのに煮干しを13kg程使われることや、特別なメニューの際には同じ煮干しでたった20リットルほどしかとれないことをうかがいました。
準備は誤魔化せない……どの世界でも同じなんだなぁ、と改めて認識しました。
開催!秋の大会参加Tシャツさようならフェスタの巻
全国推定5千万人(※適当)の市民ランナーの皆様、こんにちは!今年も恒例の『ビミョーな大会参加Tシャツ廃棄どんどん祭り』(タイトルと違うのは多分気のせい)の時期となりました。
……ベテラン市民ランナーの皆様はすでにタイトルを読まれた段階で御理解されていると思われますが、一応この奇祭の主旨を実行委員会から解説させていただきます。
市民ランナーとして大会にエントリーするともらえる参加記念Tシャツ。ミズノやニューバランス、アンダーアーマーなど一流スポーツメーカー製なので機能性は問題ないのですが……色彩とデザインが前衛的と言いますかサイケデリック(?)な感じのものが多く、(僕を含めた)保守的な市民ランナーの多くは最先端の更に斜め右を行くファッション性についていく気にもなれず、一度も袖を通すことなく暫くはタンスやクローゼットの奥深くに‟思い出の品”として眠る次第。こうして蓄積された未着用のTシャツの数々を衣替えや部屋のお掃除の際に見つけて思うのです。「……もぅ、捨てよう」と。
別に断捨離とかミニマリズムとかそういう‟(自称)意識高い系”の生態には興味はありません。でも、ただお別れするのではなく写真にコメントを添えることが最大の供養ではないか、という気持ちで今回何か書いてみようと思いました。
……あと、先日書店で村上春樹氏の『村上T 僕の愛したTシャツたち』というオサレな本を見かけたので、僕はその180度逆の方向性を目指そうと決意しました。
一応、念のために記しておきます。大会参加Tシャツに対するコメントは超絶個人的な感想であり、また、大会そのもののクオリティーとは一切関係はありません!
それでは今回のオープニング・アクトを務める名誉ある1枚に御登場いただきましょう!
2018年のシックな黒の参加T(あれはそこそこ良かったかも)から何をどう間違えてこうなったのかと言わんばかりの目にも痛い強烈な色彩!郡山シティマラソンは運営面が年々しっかりと改善されているのですが、Tシャツは逆ベクトル……。
何よりも見る者の哀愁を誘うのが、中央に位置しながらも中途半端な存在感を申し訳なさそうに醸し出す‟がくとくん”!ゆるキャラはむしろ開き直って堂々としていただかないと着用する側は救われません。
真面目な話、ミズノ製で吸汗&発汗、通気性や肌触りなどの機能面は申し分ないだけに残念でした。
続く第2弾も参加Tにはあまり見られないカラー・チョイスのこの1枚!
僕の市民ランナーデビューとなった円谷幸吉メモリアルマラソン大会は、特に思い入れが強いだけにその落差も大きいものとなりました。そのデビューとなった2017年verは、今でも大切に着用している落ち着きのある逸品だったので期待値が高かったのかもしれません。
ちなみに台風19号で中止となった2019年verも鮮やかなブルーに同じ様なランナーのシルエット(こちらは一応キープですが)。……2017年以前のデザインに戻らないかなぁ。
そして3枚目はインパクトにやや欠けるこの1枚!
デザインは好きなのですが、この色と文字色の組み合せで損をしているような気がします。ここまでの3枚に共通して言えることですが、暖色系のランニングTシャツはコーディネートのハードルが高い、ということです。
さて、ラストを飾るのは最後まで‟キープ”or‟さようなら”を迷ったこの1枚!
前面のデザインと配色は問題なく、むしろいただいたTシャツの中でもトップレベル。ただ、裏が少々うるさ過ぎる気が。せめて下のフラガールが黒で、スポンサーのロゴがネックと袖のどちらか1つだったら。とても惜しい1枚です。
最後に少しだけ真面目な感想を。今回さようならをする参加Tシャツの3枚目は昨年の台風19号、4枚目は積雪による路面状況のために中止となった‟幻の大会”のものです。コロナ禍のため日本全国のほとんど全ての大会が中止となった今年度は、恐らく参加Tの制作すら行われていないと思われます。
1日でも早く大会が再開し、またいつか『第2回 参加Tシャツさようならフェスタ』と題したくだらない記事を書けるような日が来ることを切に願っています。
観戦レポ!福島ファイヤーボンズvsアースフレンズ東京Z(10/20)
こんにちは!今回の記事から僕も実験的にこの‟はてなブログ”のタグ機能を使ってみることにしました。
初めてご覧になる方に簡単に自己紹介させていただくと、当ブログの執筆者は『SLAM DUNK』がきっかけで90年代中盤以来のNBAファン。そして、つい昨シーズン末から福島ファイヤーボンズを応援するようになったバスケ経験ゼロのにわかブースターです(B1では‟第二の故郷”の宇都宮ブレックスを応援しています)。
……という訳で、10月4日(日)のホーム開幕第二戦同様、今回も完全素人目線でレポートしていこうと思います!
直接見ることができなかった前日10月19日の同カード、71-68でボンズの勝利となりましたが……地元新聞の簡単な記事だと、どうも終盤かなり危なかったような試合展開。ボックススコアから分析してみると東京Zの3P成功率が17.9%と低い割に僅差の勝利。そして20番のイシュマエル・レーン選手がダブルダブルの活躍。
今シーズンの選手名鑑もチェックした上で、今回の僕の主な観戦ポイントは以下の3点。
- イシュマエル選手をフロントコート陣の誰がどのようにマッチアップするのか
- スピードのある14番久岡幸太郎選手と10番岡田優介選手に対してバックコート陣はどういうディフェンスをするのか
- 東京Zはアウェー2戦目で3P成功率は前日よりも上がる可能性が高い以上、どこまでそれを抑えられるか(……というか、アウトサイドとインサイドが両方機能し始めたらどうする?)
全12名そろったボンズの選手たちを生で見られることがなにより嬉しかったです。特に新加入の0番、エリック・マーフィー選手はスタッツなどで活躍は把握していたものの、実際にどういうプレイをするのかが楽しみでした。
そんな訳で第1Qは(懸念事項の立ち上がりの悪さもなかったので)エリック選手に特に注目。フィジカルコンタクトの強さもさることながら、ペリメーター周辺からでもしっかり決められる決定力。それ以上にボールを持っていない時の動きと貢献度がとても高い選手という印象を受けました。相手がフルコート・プレスをかけてきた時はバック・コートからしっかりスクリーナーになり、また所謂‟球離れ”の早さもいいのでパスの中継点としてオフェンスをより活性化させる要因となっていました。
また、今シーズンのバックコート陣は本当に誰が出てきても遜色はなく、これまでの対戦相手よりもスピードのある相手ガード陣に対する執念のディフェンスは見事でした。
そんなガード陣の中でも思わず唸ってしまったのが33番、喜久山貴一選手の連続ロング3P!ラインの50cm以上手前から自信を持って躊躇なく打っていたので、恐らくオフの間に相当な練習をされたのだと思いました。昨シーズン末の僕のボンズ初観戦は前半でかなり大差をつけられていたのですが、ハーフタイムの際に喜久山選手が真剣にアップされていた姿を覚えています。「これは後半何かやってのけるに違いない」という僕の期待以上に、彼の全力ディフェンスからチームがリズムを立て直し、それが第4Qの逆転につながっていったと思います。
前半終了時には14点差をつけていたので「流石に今日はドタバタしないだろう」と思っていましたが……やはりバスケは流れのスポーツ。第3Q、相次ぐファウルやシュートミスで点数が動かない時間帯が続くと(この辺りからちょっとヤな予感はしていたのですが)、東京Zがじわじわと差を詰めてきました。こちらとしては2桁点差に持ち込みたいところですが徐々にその差は詰まるばかり。ただ、残り1分の段階で9点差となり「よし!B2にはレジー・ミラーもT-Macもいないから大丈夫!」と思っていたのですが……ここから東京Zはファウル・ゲームを仕掛け、残り10秒で点差はたったの3点!結局、鈴木選手がフリースローを決めて90-85の勝利となりましたが、心臓に悪いくらいにスリリングでした。
それにしても東京Zのイシュマエル選手の活躍は見事でした。前日のスタッツをチェックして「この選手は外はないな」と思っていたら、とにかくスリーが決まりまくるので(3/4)びっくりでした。外でも中でも(ダンク計3本!)とにかく点をとっていたイメージが強かったのですが、帰宅後スタッツを分析していたらなんと32得点!
今回のボンズは試合終盤にシャヒード選手のアイソレーションを試したり、3Pライン周辺での素早いパス回しがあったりと、これまでになかった戦術が見られた点も今後の上昇を期待させる要因でした。
ここまでの6戦で5勝1敗(4連勝)ですが、これから遠征や上位チームとの対戦が控えています。注目は11月7日&8日の仙台戦ですが……こうなったら、いわきまで応援に行きます!
まじめな会社の本気度
「愛媛のまじめなジュースです」のCMでお馴染みの『ポンジュース』を製造されているえひめ飲料から新製品が発表されました!
この『POM グレープスパークリング』の発売、全く存じ上げておりませんでした。でも、先日某スーパーで少しお安くなっているのを発見すると同時に「これは絶対おいしいやつに間違いない!」という天啓のような直感を覚え、条件反射的に手に取ると、速攻で買い物かごに入れました(......ちゃんとお会計もしました)。
葡萄の果汁系炭酸飲料は各社からいろいろとリリースされていますが、甘過ぎたり、酸味が強過ぎたり、えぐみが出過ぎていたり、葡萄の風味に欠けていたりと、「一長一短は仕方がないのかな」と半ば諦めていたのですが、とうとう人類はこの相反する難題を克服・昇華し、新たな地平へとその一歩を踏み出した、と(少なくとも僕には)確信させる作品が登場しました!ノーベル賞に‟ノーベル果汁系炭酸飲料賞”の部門があれば、今年の受賞は確定だったと思います。
……まじめな会社の製品を不真面目にレビューするのも失礼なので簡単に一言。‟果汁30%”とあるように、しっかりと葡萄本来の味と風味が出ています。酸味やえぐみは感じません。果汁単体で飲むようであれば、少しだけ重く感じるような濃さですが、炭酸が加わることによって味わいと飲みやすさが両立していると感じました。果汁系の炭酸飲料は、果物本来のしっかりしたベースがあってこそ初めて炭酸に負けずに調和するのかなぁ、と素人ながらに思ったりもしました。
僕の好きな市販の飲食物は時々短命に終わってしまうことがあるのですが、この商品は恒久的に残って欲しいなと願っています。