大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

Koriyama English Education Project:KEEP

 2022年もいよいよ残すはあと1ヵ月

 

 ……今回、唐突&今更ながらではありますが、『郡山英語教育企画』という名称でTwitterを開設しました!

 

 この約1年、自分のこれまでの英語学習経験値知見を、どうやってより多くの方々へ発信していくかどのようにして地域社会に還元していくかを、ひたすら思案し続けて参りました。

 そしてこの度、小生こと英語講師である大澤秋津(乙女座)の脳内でひっそりと開催されました『第51回 ぼっち戦略会議 ~明日の英語教育と福島の復興を考えるシンポジウム(仮)~』において、「あーだこーだ考えてばかりでも何も始まらないんだし、とりあえず、まずは実験的でもいいから行動に移す時じゃないの?」との意見が多数あり、3度に及ぶ決選投票の末twitterの開設へと至った次第です。

 

 当初は「当ブログ内で上記の企画を展開しよう!」と検討していましたが、

  1. 更新があまりにも不定
  2. 記事内容の方向性が多岐に及びまくり
  3. 内容どころか文体も毎回迷走&暴走&妄想気味
  4. 「短くまとめる」つもりがいつの間にか軽く2000語オーバー
  5. 執筆者の中二病がたまに発症

 といった数々の問題点を踏まえ、英語学習のアドバイスに限定&特化した内容を、より頻繁に、よりタイムリーに、より広く発信していく必要性から、別のプラットフォームの検討に入りました。

 また、このような欠点を多く抱えた珍ブログでありながらも、常に一定のアクセスがあることに対しては本当に感謝しかありません当ブログは、今後もこれまで通り継続していきます!

 

 新たなプラットフォームとしてInstagramも候補に入っていたのですが、「意識高い系のおしゃれな写真」があまりライブラリにないこと&今後もなんかそういう世界とは無縁っぽいという理由から今回は見送らせていただきました(涙)。

 

 Twitterの名称についても脳内会議でモメにモメました(笑)。でも、前述の地域社会への貢献という初心を忘れることがないよう「名称には地元の地名を含めたい」という想いと、いずれ単なるソロプロジェクトから発展していくことも視野に入れKoriyama English Education Project:KEEP をそのまま訳す形で『郡山英語教育企画』としました。 

 

 それぞれのSNSがいろいろな問題を抱えたまま、時に人間性が疑われるような見解も散見される現状ではありますが、その中にあって誰かを応援する人たちもいて、そういった殊勝な方々のせめて末席にでも加わりたい所存です。

 

 

激走!第53回 東和ロードレース大会(10km)

 僕としてはやや不本意な結果に終わってしまった10月16日の『第40回 円谷幸吉メモリアルマラソン大会(half)』の一週間後、今回の『第53回 東和ロードレース大会(10km)』の試走を行なった際のタイムは折り返し地点で35分、フィニッシュは57分でした。

 さらにその一週間後(=大会一週間前)、もう一度試走に挑んだ際は、折り返し地点で28分、フィニッシュは51分と、大幅にタイムを縮めることができました。

 ただ、この時の走りがかなりの絶好調だったため、調整やコンディションによっては、もしかすると本番はもう少し遅いタイムになるかもという懸念があり、逆に、51分からさらにタイムを縮める自信は、正直、あまりありませんでした

そして、いよいよ大会本番!

 6時45分に起床して、お餅とお味噌汁を軽く食べ、会場に。前日、髪を切ってもらった際に「絶対に、タイムは縮まりますよ!」と激励のお言葉をいただいたことを思い出し、「今日、下手なタイムで終わったら合わせる顔がないなぁ」と若干のプレッシャーも。

文字通り、雲一つ見当たらない快晴!

気合いは十分なのですが……

 僕は練習でも本番でも、ほぼ必ず帽子を被っているのですが、今日はまさかの忘れ物!こんなこと初めてだ……。スタート時間が迫る中、雲が出てくる気配は一切ないものの、「まぁ、サングラスがあるからいいや!」と覚悟を決めました。

 

 『目標タイム50分〜』のプラカード近くに並んで、いざスタート!今回はいつもと違ってスタート前のウォーミングアップをしっかりやっておいたおかげで、比較的いい感触でスタートを切ることができました。

 これまでの試走を分析した結果、折り返し地点以降の後半ではこれ以上タイムは短縮できない、という結論に達したため、今回は「上り坂でも、受動的にただ我慢するだけでなく攻め気を忘れない」念頭に。いよいよ2km手前の地獄坂に突入したのですが……やっぱりキツいものはキツい。気のせいか、身体がキレていた先週よりも、しっかり調整した今回の方がキツい気がしました(後から振り返ってわかったのですが、原因は先週以上のペースで上り坂を攻めていたからです)。

 それでも、少しでも平坦or下り坂になったらしっかりとストライドを広げ、勝負を仕掛ける予定の4km地点よりも手前であっても、ちょっとでも攻めるべき所は抜かりなく攻め切るつもりで走ることを心掛けました

 これまでの大会では、僕は上り坂になるとやたら抜かれることが多かったのですが、どういうわけか今回はその上り坂でゆっくりと一人、また一人と抜き去るケースが意外でした。

 そして4kmから意識的にペースアップ。先週の試走では、下り坂をピッチ気味の走法とストライド気味の走法の両方を試してみたのですが、僕の場合、このコースの下りの傾斜に対しては、どんなに回転数を上げてもピッチ気味の走法では対応できないと判断し、今日は下りは全てロングストライドで、意識的に大地を蹴るように走りました。

 折り返し地点で時計を見ると、なんと26分かなりの手応えと共に、前半戦での消耗が先週よりも激しいことに不安を覚えましたが、「どうせ最後の2km以降は下りだから(足が売り切れても)気合いでなんとかする!」と手綱を緩めず後半戦へ。

 やはり前半戦がんばった分、先週と違って最後の3kmあたりで一気に苦しくなり、同じ上り坂のはずなのに先週よりも傾斜や距離が増しているような気さえしました(←被害妄想)。

 なんとか最後の上り坂を越えた復路の地獄坂(通称“極楽坂“)周辺地点で、もう余力はなかったのですが、「ここまできて、ここで手を抜くのか?」と自問自答し、即答を得た直後からロングスパートに突入しました。下り坂なので他のランナーも相当にスピードを上げて走る中、シューズの接地性能を信じ、これまで以上にストライドを広げ、地球の重力を加速に変えるように走り、かなりのランナーを抜き去りました。もともとストライド気味の走法が自分の本来の走りだという自覚はあったのですが、ここまでハマったのは初めてです。

 ただ、下り坂での通常以上の加速に対し、心肺機能がついていかず、最後の1kmはインターバル走で自分を追い込むかのような走りでした。もっと早く走りたいのに、身体が悲鳴を上げてそれが叶わず、だからといって減速する気もないので、そのままアクセルだけは踏み続けるといった感じです。

 

 ゴール後、意識が混濁し、胸のあたりが万力で締め付けられるような感覚に倒れそうになるのを、橋の欄干に手をついてかろうじて支えたまま、しばらくは動けませんでした。ポカリを紙コップで続けて2杯いただき、アスファルトに腰を下ろすと、もう二度と立てないような気さえしました

 ゴール直後に時計を止める余裕すらなかったのですが、家人が大会HPでタイムを確認したところ……

まさか……先週からさらに3分縮まるとは!

 先週の試走は自分にとってかなりの手応えだったので、今回の記録は信じらません。ただ、気持ち良く走り切った先週と打って変わって、最後は苦しみながら死に物狂いで駆け抜けた今回の方が結果が良かったのは当然だと思います

 

 これ程の難コースで自分の限界を破って結果を出せたこと。そんな自分を(久々に)誇らしいと感じました。そして、本当に何かを成し遂げたいのであれば、ある一線を強固な意思で踏み越えなければならない、ということを今回の挑戦から、文字通り身体を通して学びました

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本日発売!酪王 抹茶オレ!

 全国推定5000万人(適当)の酪王牛乳信者の皆様、ご機嫌いかがでしょうか。敬虔な一信者たる小生、本日11月1日(火)発売の『酪王抹茶オレ』を早速飲んでみました!

dailydairynews.jp

これまでになかった緑のパッケージ!

  ……正直に告白いたしますと、本日新発売だということはすっかりノーマークでございました。コンビニにたった一つ残された300mlパックを買って帰宅した家人の手柄を奪うような形で、ドヤ顔でレポートしている次第です。

 そして、もう一つ告白いたしますと、小生には超えなければならない壁がございました。それは……抹茶系スイーツが苦手という問題です。

 

 事の次第は今から遡ること約数十年前、小生がまだ小学生1〜2年生の時の出来事でございます。陶芸の趣味を始めたばかりの父に連れられて、陶芸のお師匠の先生のお宅へ遊びに行った際のことでした。フランクな先生は一切気取ることなく、本格的に抹茶をたて、自作の見事な抹茶碗推定8万円以上)にロッテのちょっと高いチョコレートを添えてまだ右も左もよくわからない小学生の小生に振る舞ってくれたのです。

 最初は苦いという感想しかありませんでしたが、何度かお邪魔するうちに恐ろしいもので小学生ながらに抹茶の奥深さがわかるようになっていきました

 時は流れ中学生のある日、抹茶系スイーツ好きの友人が飲んでいた缶飲料の抹茶オレを一口もらった瞬間、本格的な抹茶しか口にしてこなかった小生は「抹茶なのに甘いって何?」と全身が拒否反応を示したのです。それ以来、極力抹茶系スイーツを避ける日々を送って参りました

 しかし、今回はあの酪王牛乳プロデュースの抹茶オレ。敬虔なる信者であるならば、個人のトラウマなど言い訳にはなりません。勇気を振り絞り一口……あ、飲める。というか、結構美味しいかも。

 小生の嫌いな抹茶系スイーツ特有の粉っぽさや、ワザとらしい抹茶風の苦味とは一切無縁であるばかりか、ほのかな抹茶の風味と酪王牛乳の爽やかな味わいが絶妙に調和していると感じました。もしかすると、カフェオレの新シリーズの中では一番の出来かもしれません。

 抵抗がある小生ですらゴクゴク飲めてしまう絶品。是非、オススメです!(というか明日、朝イチで買う!

 

もっかい来ちゃった♡地獄坂

 いよいよ来週に迫った『第53回 東和ロードレース大会』(通称“地獄坂”)!

 先週の試走で10kmのコースのアップダウンを把握すると共に、特に折り返し地点以降の走りにかなりいい手応えを感じたのですが「できればもう一度、実際に走ってペース配分を確認しておきたい!」という気持ちに駆り立てられ、本日も走って参りました!

試走前にJ○J○立ちのポーズ!
(注)使用しているのは伏字の丸でありアルファベットではありません

気合を入れてもう一枚!
(注)家人が渋々撮影

 スタート前こそふざけていますが、今日は先週以上に真面目に走りました。スタート地点からいきなり始まる上り坂に対応するために、駐車地点からスタート地点までジョグで移動してそのままスタート! おかげで先週以上にスムーズな走り出しができました。

 僕はこれまで大会本番直前では、準備運動&簡単なストレッチ以上のウォーミングアップをほとんどしてきませんでしたが、来週はそのアプローチを少し変える必要があるなと感じました。

 先週は途中でかなり写真撮影を挟んだこともあり、折り返し地点で35分、フィニッシュは57分でした。今日はスマホは持たず、給水もせずに上り坂ではひたすら我慢し、4km以降の下り坂ではストライドを広げてペースを上げる攻めの走りを意識してみました。結果、折り返し地点は28分!フィニッシュは51分!

 難コースにもかかわらず先週の試走と比べて6分も短縮できたことに我ながら驚きです。先週の試走の後にも感じたことですが、やはり『円谷幸吉メモリアルマラソン大会』のハーフのコースを計7回走り込んだ成果が出ているな、と。今月中旬の大会本番のタイムは未だ納得のできないものですが、身を入れてやってきた練習はしっかりと身体に残るもの、と再確認。

 

 充実感を手に試走を終えて向かうは……先週と同様、『道の駅ふくしま東和』(笑)。そう、我々にはここに行かなければならない理由があったのです。時は遡ること先週の日曜日、大榮餃子房約3年ぶりの焼き餃子リベンジを果たした我々の視界に入ったのは、お隣の『ナンハウス カトリバイ2号店』。“インド人シェフのつくるインドカレー”の謳い文句と美味しそうな数々のメニュー写真に「いつか来よう!」と心に誓い……そして早くも一週間後に来ちゃいました(笑)。

ナン&キーマカレーセット(辛さは5段階中上から2番目の4)

 実は先週、この『カトリバイ』のカレーが気になるあまり、帰りにスーパーでナンとカレーを買って夕食にしたのですが……やはり本場はモノが違うことを実感! お皿から豪快にはみ出すはタンドールで焼かれた出来たてのナン外はサクサク&中はふんわりの食感です!隠し味の生姜の効いたキーマカレーは、ナンにオススメという辛さ4は後からスパイスの香りと辛さがいい感じで追いかけてくるという印象。そして、合間に飲むラッシーがお口の中をリフレッシュ&リセットして、また新たな気持ちで次の一口へと誘います。

 

チーズナン&チキンカレーのセット(辛さは真ん中の3)

 No.1 人気を誇るチーズナンは、チーズとナンの比率がほぼ同等というボリューム。焼き立てなのでかなーり糸を引きます。チキンカレーはシンプルにして王道の味。日本人向けにアレンジされているそうなので、本格的でありながら妙なクセはなく、食べやすいと感じました。

 

 この日、「道の駅ふくしま東和」ではこんなイベントが開催されていました。

ワークショップや出店もいろいろとあり、ハロウィンの仮装をした方も含めてかなりの賑わいでした!

 会場を一通り物色していると、こんなものを発見!

……1トンってさぁ。嘘だろ?(笑)

まぁ、普通チャレンジするよね(笑)

今日の会心の一枚!
(注)家人は渋々撮影

 そして、本格カレー&ナンでお腹いっぱいだった我々の視界に入ってきたのは、「芋煮」の看板。「もぅいいや!今日は行くところまでとことん行こう!

具材がたっぷり入って、お値段なんと200円!

 お店の方がとてもフレンドリーだったので、「来週の地獄坂、がんばります!」と思わず宣誓し、激励のお言葉をいただきました。

「もぅいいや!今日は(以下略)」

 試走の手応えと帰りに知事選の投票に行くことを忘れてしまうくらいに満喫した後、駐車場へと向かう途中、ふと「なんだかこの街、好きになりそうだなぁ」と呟いていました。

(注)投票はちゃんとやって参りました。


 

地獄坂試走→3年越しの焼き餃子リベンジ→秘湯名目津温泉極楽紀行

 ……という訳で、貴重な日曜日を費やし来月の『東和ロードレース』の試走を終えたのは午前11時辺りのこと。先週のハーフマラソンの約半分の距離とはいえ、身体に結構なダメージは残るものの「ふっ……日曜日というこの時の刻み、これで終わりじゃないぜ!」と能條純一先生の描く劇画漫画の主人公のような台詞を心の内に唱え、家人と向かったのは先程の折り返し地点の先の道の駅「ふくしま東和」でした。

 そう、我々にはここに行かなければならない理由があったのです。時は遡ること約3年前の2019年ハーフマラソンの試走を終え、お腹をすかせて辿り着いた道の駅「ふくしま東和」。その奥に座したる中華料理店、大榮餃子房はその名の通り焼き餃子が名物……だったのですが、時すで遅く売り切れでした。代わりに食べた海老チリ丼定食の美味さに「ということは、焼き餃子はさぞかしもっと美味いに違いない!」と一方的に期待を膨らませ、リベンジの機会を伺っていました。コロナ禍で大会が中止となり、我々の壮大な復讐劇の脚本もあわや忘却の彼方へというところでしたが、今回の開催を機に思い出した次第です。

夢にまで見た瞬間!

 本当は焼き餃子のみもう一皿くらい単品で注文したかったところですが、そちらは売り切れでした。

 噛み締めると口の中に溢れ出す肉汁。そこに加わるのは三年という時間の重み。この二つの味わいが引き起こす化学反応はやがて甘美なる旋律を奏で今、ここに、この地上から遥か天空の楽園へと至る道が開かれん!……というのは言い過ぎですが、それはそれは美味しゅうございました。

 三年越しの願いが叶い、空腹が満たされると今度は甘いものが欲しくなるのが我々煩悩の徒。そんな迷える子羊に囁くは道の駅入り口付近のジェラート屋さん!「もぅいいや!今日は行くところまでとことん行こう!

期間限定ゆずジェラート、美味しゅうございました!

 青空の下、冷たいジェラートを堪能していた我々の目に映るは駐車場付近の「名目津温泉→11km」の看板。「もぅいいや!今日は(以下略)!

注:所属事務所の方針により皆様御期待の入浴シーンはカットとなりましたことをお詫び申し上げます。

 なんと今どき入浴料が500円!サウナなどのオプショナルな設備はないものの、約42℃のやや高めのお湯に、地獄坂の疲れはすっかり癒されました。

秋の訪れを感じつつ

 

 

試走!東和ロードレース大会(10km)

 先週の『第40回 円谷幸吉メモリアルマラソン大会(half)』から早くも一週間。今日は来月に迫った『第53回 東和ロードレース大会(10km)』(通称“地獄坂”)の試走を行いました!

会場の太田住民センターを背景に

 ”地獄坂”や”東北のボストンマラソン”の異名を誇るこの大会。特にハーフの部は、アップダウンの激しさに加え最大220mの高低差という難コースとタイトな関門時間から、参加して制限時間内に完走するだけで市民ランナーから一目置かれるとか置かれないとか。

 そんな地獄に魅かれた市民ランナーの一人として、僕も2019年にハーフの部に初参加しました。とてもタイムが狙えるようなコースではないものの、それでも意地と根性と痩せ我慢初挑戦ながらなんとか目標の2時間を切り、1時間54分でゴールという我ながらの快挙を遂げた思い出のレースです(タイムを意識するあまりに、スイカやトマトなどの豊富なエイドに一切手を出す余裕すらなかったのが悔やまれるところですが)。

 あと、大会本番中に足が完全に売り切れて、途中で歩きそうになる一歩手前のギリギリまで追い込まれたのがこのレースでした(以前、吹雪の中でキツい登り坂を含む10kmの練習コースを4周した経験がなければ、あの時は本当にダメだったかもしれない……)。

会場の太田住民センターのグラウンド

 今回はハーフの部は開催されないため10kmをエントリーしたのですが、難コース故、試走は不可欠ということで、先週の反省を踏まえ時計をちゃんと着用して3年ぶりに挑んでみました!

スタート地点周辺

スタート直後からいきなり緩い上り坂が続きます。

1km手前から傾斜はキツくなりますが、ここはまだ地獄坂ではありません。

2km手前のメモリアル広場

歴代の大会記念碑

そう、ここが(1km後半地点)……地獄の入り口!

写真じゃ傾斜は伝わらないか……。

2kmを過ぎても坂はまだ続きます!

ペースを作ることすら許さないアップダウンの連続!

地獄坂を越えてもキツい坂は続くので要注意!

この辺りで僕はようやくペースが安定しましたとさ。

2019年は雨のため、みんなが避けて通ったシャワー(笑)

ようやく折り返し地点!

折り返し直後の傾斜はそれ程キツく感じないかも。

前半5kmで足を売り切れないようにすることが必須!

後半余力があればここはペースを上げやすい勝負所かも。

 

復路の地獄坂:スピードが出やすい分、ここからは転倒に注意!

極楽坂以降、上りはないので一気にゴールまで勝負に行くのもありかな。

 個人的には最初の3km前後までがペースを作ろうにも作れず、何度も気持ちが負けそうになりました。4km周辺からはいい感じで身体にスイッチが入り、35分で折り返して以降は下り坂で可能な限りペースを上げ、極楽坂以降はロングスパートでゴール!

 タイムは57分58秒。今回は途中で写真を撮りながらだったので、本番はもう少し早く走れそうです。円谷幸吉メモリアルマラソン大会以上に平地のないコースなので、本番までアップダウン対策をもう少し詰めていこうと決意した日曜日でした。

 

 

激走!第40回 円谷幸吉メモリアルマラソン大会(ハーフ)

 自分史上最高の手応えを感じた2018年の同レースから約4年、台風コロナ禍による長い空白の末、ついに自分の市民ランナー・デビューの地で再び走れる機会に恵まれたことに感無量です。

 運営スタッフ&関係者の皆様、そして街道で応援していただいた方々、ありがとうございました!

スタート10分前:気合は十二分!

 大会約一ヵ月前からの本番のコースを利用したリハーサルは計7回。……とはいえ、最後に走ったハーフ・マラソンの大会が2019年の『東和ロードレース大会』(通称‟地獄坂”)なので、‟レース勘”が鈍っているであろうことは想定内でした。

 また、2018年はいろいろな偶然も重なり、コンディション絶好調最後の1kmまで引っ張っていただいた他のランナーの皆様のおかげで、自己ベストの1時間42分を叩き出せましたが、今回はブランク明けも考慮し、あまりあの時の良すぎたイメージを引きずらないようにすることも課題でした。

 

 10分前の集合時間から曇り空は晴れ渡り、気温も一気に上昇する中、いよいよスタート!最初の1~2kmは緊張もあってか練習の時よりもペースが掴めず、「このままペースがずっと掴めなかったらどーしよ?」と軽い不安に駆られましたが、4~5km時点でいい感じに落ち着いてきました。

 ただ、練習よりはやや早いペースであるものの、大会本番としては物足りないスピードに「ちょっとどこかでペースを上げる必要があるな」という危機感も。

 テコ入れのタイミングを探りつつも、極端なアップダウンがメイン平地はほとんどないこのコースでは、なかなか思い切った決断ができないまま気がつけば折り返し地点。ここまでは上りにも下りにもあまり影響されず、ほぼイーブンペースをキープ。足が売り切れそうな気配もなく、「まぁ、調子は悪くないな」というまずまずの感触。

 ……だったのですが、問題は17kmの関門付近。練習でも一度ここで足が動かなくなって須賀川アリーナまでとぼとぼ歩いて帰ることがあったのですが、やっぱりここで足も身体もどっと重くなりました。当初の計画では残り3km辺りからのペースアップを考えていたのですが、もはや気力で走るのみ

 街道からの声援に空元気&虚勢からのガッツポーズで応えながら、なんとか自分を鼓舞し、ラスト1kmからようやくペースアップを敢行!この辺りからは流石に声援に応える余裕もありませんでした。最後の約400mを身体に鞭打って全力疾走でゴール!この間、抜いたランナーは約十数名。

 

 自分としてはそれなりに納得のいく走りだったのですが……タイムは自己ワーストの1時間57分。あの地獄坂よりも3分も遅いとは。

Still, just did it!

 自分の感覚と現実のタイムとのギャップが思いのほか大きく、大会直後からその原因をずっと探っていました。

 おそらく原因は、自分の感覚を信じ過ぎたこと。2018年の時は練習やリハーサルの段階から時計を着けて経過タイムをチェックしていましたが、今回は練習でも本番でも時計を着用しませんでした。

 そして、難コースと意識するあまり、完走を第一優先とした守りの走りをしてしまっていたこと。2018年、特に最後の約4kmは「自分の限界の先へ行くんだ!」という積極的な気持ちで走っていたことを思い出しました。

次は来月の地獄坂(10km)!

 今後は練習であっても時計を着用して、常にタイムという客観的なデータから自分の感覚を修正していこうと決意しました。あとは、もう少し体重を落として、コンディション調整をより徹底することかな。

 

 ……悔しさも混じった複雑な結果となりましたが、そこから学ぶことも多い以上、次のレースまでの限られた時間の中で、できる限りの修正はきっちりかけていこうと思います!