大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

試走!東和ロードレース大会(10km)

 先週の『第40回 円谷幸吉メモリアルマラソン大会(half)』から早くも一週間。今日は来月に迫った『第53回 東和ロードレース大会(10km)』(通称“地獄坂”)の試走を行いました!

会場の太田住民センターを背景に

 ”地獄坂”や”東北のボストンマラソン”の異名を誇るこの大会。特にハーフの部は、アップダウンの激しさに加え最大220mの高低差という難コースとタイトな関門時間から、参加して制限時間内に完走するだけで市民ランナーから一目置かれるとか置かれないとか。

 そんな地獄に魅かれた市民ランナーの一人として、僕も2019年にハーフの部に初参加しました。とてもタイムが狙えるようなコースではないものの、それでも意地と根性と痩せ我慢初挑戦ながらなんとか目標の2時間を切り、1時間54分でゴールという我ながらの快挙を遂げた思い出のレースです(タイムを意識するあまりに、スイカやトマトなどの豊富なエイドに一切手を出す余裕すらなかったのが悔やまれるところですが)。

 あと、大会本番中に足が完全に売り切れて、途中で歩きそうになる一歩手前のギリギリまで追い込まれたのがこのレースでした(以前、吹雪の中でキツい登り坂を含む10kmの練習コースを4周した経験がなければ、あの時は本当にダメだったかもしれない……)。

会場の太田住民センターのグラウンド

 今回はハーフの部は開催されないため10kmをエントリーしたのですが、難コース故、試走は不可欠ということで、先週の反省を踏まえ時計をちゃんと着用して3年ぶりに挑んでみました!

スタート地点周辺

スタート直後からいきなり緩い上り坂が続きます。

1km手前から傾斜はキツくなりますが、ここはまだ地獄坂ではありません。

2km手前のメモリアル広場

歴代の大会記念碑

そう、ここが(1km後半地点)……地獄の入り口!

写真じゃ傾斜は伝わらないか……。

2kmを過ぎても坂はまだ続きます!

ペースを作ることすら許さないアップダウンの連続!

地獄坂を越えてもキツい坂は続くので要注意!

この辺りで僕はようやくペースが安定しましたとさ。

2019年は雨のため、みんなが避けて通ったシャワー(笑)

ようやく折り返し地点!

折り返し直後の傾斜はそれ程キツく感じないかも。

前半5kmで足を売り切れないようにすることが必須!

後半余力があればここはペースを上げやすい勝負所かも。

 

復路の地獄坂:スピードが出やすい分、ここからは転倒に注意!

極楽坂以降、上りはないので一気にゴールまで勝負に行くのもありかな。

 個人的には最初の3km前後までがペースを作ろうにも作れず、何度も気持ちが負けそうになりました。4km周辺からはいい感じで身体にスイッチが入り、35分で折り返して以降は下り坂で可能な限りペースを上げ、極楽坂以降はロングスパートでゴール!

 タイムは57分58秒。今回は途中で写真を撮りながらだったので、本番はもう少し早く走れそうです。円谷幸吉メモリアルマラソン大会以上に平地のないコースなので、本番までアップダウン対策をもう少し詰めていこうと決意した日曜日でした。