試験会場へ向かう戦士に捧ぐ荒ぶる魂の鎮魂歌
郡山校&宇都宮校の生徒の皆様、こんにちは!
英語科の大澤 秋津です。
今回は‟試験会場へ向かう戦士に捧ぐ荒ぶる魂の鎮魂歌(レクイエム、と無意識に読めてしまった人は末期の中二病の疑いあり)”と題し、1月16日(土)の会場までの移動の際のアドバイスをさせていただきたく思います。
試験当日の会場まで移動は寒さと緊張から決して心地いいものにはなり得ませんが、ここで注意したいのが、テンションを上げすぎないこと。ついつい弱気になりがちな自分を奮い立たせるために好きな音楽を聴いて気持ちを盛り上げることは大切ですが、この段階でむやみにアドレナリンの大放出セールを開催してしまうと、夕方を待たずにエネルギーの在庫切れが発生してしまいます。
僕がセンター試験を受けた際の会場は福島大学でした。当時、初めて訪れる会場に対する予備知識は一切なく、ただでさえ寂しい駅から人気が全く感じられない方角へと歩を進めるだけで気持ちは重くなっていくばかり。特撮ヒーローの戦闘&爆破シーンのロケ地としては絶好の石切り場を通り過ぎながら、「本当にこの先に大学なんてあるのか?」と不安になりつつも、テンションの上がる熱い曲をずっと聴きながら気持ちを支えていました。でも、どうやら会場に着くまでに無意識に精神的なピークを迎えていたらしく......夕方には「もぅ早く帰りたい」と願うばかり。
この時の経験を糧に、英検やマラソン大会の移動の際は「ここでいくら緊張しても点数やタイムが変わることがない以上、無意味」と自分に言い聞かせ、気持ちが空回りしないように気をつけるようになりました。どのみち試験開始やスタート直前には嫌でも緊張はするし、むしろその緊張を餌に普段引き出せていない力を強引に全部引き出すように心がけています。
それでも気持ちが前のめりになりそうな時は、禁断の秘術の出番です!その神々に封印されし呪われた禁忌の業とは......時代劇『水戸黄門』のOP曲の歌詞を、動揺『どんぐりころころ』に替えて最後まで熱唱すること!
動画は1:59~を参考に
個人的な歌唱指導ポイントは以下の3点!
- 歩調に合わせて、最後までゆっくり&高らかに歌い上げる
- やや低めの声で歌うといいかんじ
- 全般的にヴィブラートをしっかりかけること
オリジナルの威厳あるメロディーとシリアスで道徳的な歌詞が、‟どんぐり”や‟どじょう”といったほのぼのワードで完全に相対化されていく過程を是非お楽しみください。
歌い切る頃には、「まぁ、ここで気を張りすぎてもしょうがないか」くらいの気持ちになっていますよ!