Challengers again: expand horizons
2000年のシドニーオリンピック女子マラソンでの金メダル獲得をきっかけに、高橋尚子選手&小出義雄監督の師弟コンビに興味を持って以降、両者の著作を片っ端から読む程にはまっていた時期がありました。
そんなある日、ふと目についたのはシューズ店の入り口の横に掲げられていたポスター。残念ながら現在、Yah〇〇やG〇〇gle(※伏字は小さなフォントの‟マル”であり、決してアルファベットではありません)の画像検索でもそれらしきものにたどり着くことはありませんが、詳細まで覚えています。
何かに向かうような前傾姿勢の高橋尚子選手。サングラスを着用されているのでその視線の先に何を見ているのかはうかがい知れませんが、横には‟挑戦者”と大きく縦に3文字。このイメージは今でも強烈に脳裏に焼き付いています。金メダルを獲ってなお、挑戦者か...…と。
2020年は‟教育を止めるな”という理念の実践のため、一旦保留にしていた自身の挑戦の数々。そのいくつかでも再開する必要性を感じる日々の中で、エントリーできそうなマラソン大会はことごとく中止になっていく…...。
そんなある日、ふと何の脈絡もなしに「そうだ!TOEICに挑戦しよう」という気持ちになり、そしてこの約1か月強、リハビリにしては随分と荒療治だったかもしれないけれど、一挑戦者としての本来の姿を取り戻そうと奮戦しておりました。
…...という訳で、久々のブログ更新となります。楽しみにされていた全国推定500万人(※適当)のフォロワーの皆々様方におかれましては、長期休載となり申し訳ない次第です。
この約1か月強の間、走ることも泳ぐこともすっぱりと諦め、睡眠時間以外の時間はとにかく惜しんで準備に充てました。その反動か、試験終了直後から軽めのburnout syndromeのような状態(通称‟ポンコツweek”)に陥りましたが、ようやく平常運転へと復帰できそうです。
TOEICに対しての賛否両論や、英検1級取得者がTOEICを受検する意義の有無について様々な意見があることは重々承知しておりますが、今回のチャレンジは間違いなく英語講師としての僕の幅を広げたと確信しています。
そして、これからはこのチャレンジから学んだ知識や経験を、まずは授業で、そしてこのブログでも還元していこうという新たな気持ちも生まれました。
結論:たいへんだったけど、やってよかった!