大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

当サイトはらーめんブログではありませんが……

 まだまだ残暑とは呼べないような不快&不安定な天気が続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 今回、久々のupとなります。毎年、夏期講習期間中はどうしても本業を第一優先とし、全力投球信条としている以上、更新する余力を捻出するのが難しいものです。そんな中でも日々一定数のアクセスがあり、一時廃村と化した当ブログにわざわざ足を運んでいただいた方々には感謝しかありません。ありがとうございます!

 

 気温が急降下した先日、この約2年間足繁く通っている『自家製麺工藤』のInstagramに釣られ、暫くお休みされていた温かいおしょうゆらーめんを食べる機会がありました。 

大豆のまろやかさが立ち上る逸品

 最初にここでおしょうゆらーめんを食べた時、醤油が本来持つ大豆の香りがしっかりと活かされていて、こういうタイプのものにこれまで出会ったことのなかった僕にとって、それはそれは大きな驚きでした。

 店主曰く、今年はさらに製法にいくつかの改良&変更を加えているそうです。「あれ(=去年までのおしょうゆらーめん)で完成じゃなかったんですか?」とお訊きしたところ「毎年いろいろ変えてますよ!」とのこと。「僕は飽きっぽいので、毎年同じだとつまらないじゃないですか」と笑顔でその理由を教えていただきました。

 

 今年の夏期講習、長文のテキストを最新の問題だけで完全新規で作成したり、文法の解説を一から全て加筆修正したり、リスニングの講座で英検1級対策や実際のコミュニケーション上での自身の経験をフィードバックしようと試みたり……これらの僕の取り組みの根本にあったものと(職種は違うけれど)同じ姿勢を感じました

 「同じことしかしていないと、技術はまず上がらない」という店主の方の言葉には、「教材は使い回すな」という我が家の家訓に通ずるものがあります。

 最新の入試問題を通して時々英語を学ぼう、数年前の自分が残したものとの“対話”から”現在地”を確かめよう、新しい授業展開を導入しよう……そのためには、まず自身が新しいものに挑まなくては始まらない。そういう気持ちでやり切った最後に、この一杯と出会えたことはなんだか偶然とは思えず、改めて今年も新しい教材に全力で取り組んで良かったと噛み締めながらお店を後にしました。