大澤 秋津 official blog

或る市民ランナーの内省録

What you eat is what you are.

 家系や遺伝的な要因に加え、幼少の頃の極度の夏バテの影響もあって(母曰くイカかっぱえびせんしか受け付けなかったそうで、その意味ではカルビー様は命の恩人)、ありがたいことにこれまで太りにくい体質でやってこれました。

 ……が、今年の6月前後から体重が過去最高値を記録するようになり、「流石にこのままじゃいかん!」ということで先月から食事を含む生活習慣の改善に取り組み始めました。

 生徒には体調管理も含めベストなパフォーマンスを尽くすための準備を続けてもらいたいと望む以上、教える側がまず実行しなければ再認識。僕が生徒なら、節制できてないヤツから言われる「がんばれ!」は言葉の重さが軽すぎて何も響かない。何かを伝えるなら、その資格が重要だ。

 といってもやることは極めてシンプル。①猛暑の間完全停止していた運動を再開し、②身体に良いものを意識的に摂り、③身体に悪いけれどやめられない飲食物の誘惑には限度と頻度を設定した上で屈する、の3点。

 ②の参考例をネットで探していたある日、ものすごーくオシャレで意識高い系なヘルシーな食事の画像が目に入り、自分でもちょっと試してみました。

ある日の朝食。基本は切って並べるだけ。以上。

 いろんな記事を参考に真似しただけですが、問題はオートミール。最初は牛乳をかけて試したのですが……あまり美味しくない(涙)。最近になってようやく、フルーツグラノーラ隠し味(?)のミロと合わせることで食べ慣れてきました。オートミールの美味しい食べ方については、これから探求を深めていきたいところです。

 そんな試行錯誤を繰り返す中で気づいたのは、これまで特に夜に炭水化物を食べ過ぎていたこと。とはいえ、いきなり炭水化物ゼロにするのもどうかしていると思うので、量を減らしながら今の自分にとっての適量を探っていくことにしました。食事の量とバランスを意識し始めて約2週間、身体のキレが戻ってきたのは気のせいかもしれませんが、食べ過ぎた翌日の身体の重さだけは紛れもない事実

 

 日々、少しずつ効果は現れているようです。先日、プールの更衣室で年配の方から「力強くバタフライを泳がれていましたが、(水泳は)だいぶ長くやられてるんですか?」と声をかけられたのがとても嬉しかった。実はむしろ適度に力を抜くことでバタフライのリズムの感覚をようやく取り戻したブランク明け直後のことでした。

 また、英会話教室の入り口でスタッフの方に「ずいぶん足の筋肉が発達しましたね」と指摘され、そういえば中学の体育の前の着替えの時に女子に「足のパーツだけ交換させて」と言われていたことを思い出し(……どんだけ当時細かったんだよ)、そう考えるとまぁ、ずいぶんと進化したのでは、と感じました。

 

 NBA選手が年齢と共に食生活を変える必然性に直面し、その重要性を語る記事はよく目にしてきましたが、これまでどこか対岸の火事だと思っていたことをここに白状し、今後も鍛錬継続していこうと思います。